マツダ・CX-3はコンパクトSUVとして話題の車種ですが、SUVらしく積載能力が優れているのか気になりますよね。
SUVに限らず、車内の広さや荷室の広さは、車選びで重視する方が多いのではないでしょうか。
また、近年「車中泊」や「アウトドア」も人気ですので、アクティブシーンに便利な車であることも重要なポイントとなります。
そこで今回は、マツダ・CX-3の荷室容量について紹介します。
荷室容量のほかに、車中泊に利用できる車なのかも調査しましたので、CX-3の積載能力について徹底チェックしていきましょう!
■CX-3の荷室容量・広さを紹介!
引用元:https://www.mazda.co.jp/cars/cx-3/
まずはじめに、CX-3の荷室容量について紹介します。
荷室の実力はどうなのかをチェックしていきましょう。
・日常使いは不便のない実用的な荷室を確保!
引用元:https://www.mazda.co.jp/cars/cx-3/
CX-3の荷室サイズは下記の通りです。
- 荷室長:690mm
- 荷室幅:990mm
- 荷室高:720mm
荷室容量は350Lを確保しています。
荷室容量はCX-5の505Lを大幅に下回り、けして広いとはいえないトランクルームではありますが、ちょっとしたお買い物やプチ旅行などであれば、全く不便を感じさせない広さです。
シートアレンジ次第では、荷室容量をもっと便利にすることも可能です。
例えば、写真のように後部座席を倒した状態であれば、荷室長は1,620mmまで拡張することができるので、長さや大きさのある荷物は楽々積むことができます。
SUVとしてはかなり小ぶりな荷室ではありますが、”コンパクトSUV”だと割り切れば特に不便なく使えるのではないでしょうか。
・フレキシブルボードを標準装備
引用元:https://www.mazda.co.jp/cars/cx-3/
CX-3のトランクルームには、”フレキシブルボード”を標準装備しています。
このフレキシブルボードは上段にセットすれば荷物の出し入れがしやすく、またボードの下に空間ができるのでサブトランクとしても使用可能となります。
ボードを下段にセットすればCX-3の荷室をフルに活用できるのです。
このように狭いトランクルームもしっかりと工夫が施されているので、アクティブシーンでも活躍してくれること間違いありません。
■CX-3で車中泊はできるのかを紹介!
CX-3の荷室容量がわかったところで、続いては車中泊は可能なのかを紹介します。
SUVはやっぱりアウトドアで活躍してほしいところですよね。
近年流行っている車中泊は、CX-3でも快適にできるのかどうか、実力をチェックしてみましょう。
・2人以上での車中泊はNG
引用元:https://www.mazda.co.jp/cars/cx-3/
コンパクトSUVであるCX-3は車中泊は不得意とされており、2人以上では窮屈になってしまいます。
また後部座席をフラットにすると傾斜が出来てしまうので、身体が斜めになることから寝づらいと感じられるかもしれません。
更に170cm以上の身長の方だと、前席と後部座席にできたすき間を埋めないと、寝ることは難しいので工夫が必要です。
どうしても車中泊をしなければならない状況でない限り、CX-3で車中泊するのは控えましょう。
CX-3での車中泊は気軽にできるわけではないので、実際に車中泊をする際は出来る限り快適にできるよう計画しなければなりません。
・ライバル車SUVと比較してもCX-3は車中泊に不向き
引用元:https://www.mazda.co.jp/cars/cx-3/
CX-3は現在販売されているコンパクトSUVの中でも、特に車中泊に不向きなのです。
コンパクトSUVの中でも車中泊に適しているのは「ホンダ・ヴェゼル」で、一人もしくは二人でもそこそこ快適に過ごせるのではないでしょうか。
一番の理由は、ヴェゼルの車内の奥行はCX-3よりも圧倒的に広いというところです。
とはいえ、コンパクトSUVでの車中泊は不便が目立つのであまりおすすめできません。
ただし、「CX-3(コンパクトSUV)で車中泊はできない」というわけではないので、チャレンジしてみるのもカーライフを楽しむ上では良いかもしれませんね。
SUVで快適に車中泊を楽しみたい!という方はCX-5やCX-8、他車ならRAV4やエクストレイルなどの大きなサイズのSUVを検討してみると良いでしょう。
・CX-3で実際に車中泊をしたユーザーの評価は?
車中泊にはあまり向いていないCX-3ですが、CX-3で実際に車中泊をしたユーザーは意外にも沢山いるのです。
実際に車中泊にチャレンジしたユーザーからはどのような評価を受けているのか、その口コミや評価は下記をご覧ください。
- 前席を一番前まで持っていき背もたれを倒せば約30センチほどの空間ができるので、そのすき間を埋めれば寝る空間はバッチリ確保できます。
- 車中泊で使用する荷物はフレキシブルボードの下部に収納できるので便利。
- 1人なら特に問題ないけど、大人2人での車中泊はだいぶキツイのでおすすめできない。
CX-3で車中泊を行ったユーザー意見を調査したところ、狭い空間を有効活用すれば問題なく車中泊ができるという意見が多くありました。
アウトドアは趣味ではないけど、たまに楽しみたいという方にとっては十分かもしれませんね。
■CX-3の荷室容量、車中泊についてのまとめ
今回は、CX-3の荷室容量や車中泊について紹介させていただきました。
CX-3はけして広々とした荷室があるわけではなく、SUVとしては実用性に欠けてしまうこともあるかもしれません。
ですがコンパクトSUVだということさえしっかりと踏まえておけば、狭すぎて使い物にならない!といったことはありませんのでご安心ください。
もし、CX-3で不便を感じてしまうなら、CX-5やCX-8の購入も視野に入れてみるといいでしょう。
車中泊も工夫次第ではCX-3で満喫できますので、CX-3が気になった方はまずはディーラーで試乗または見学をしてみてはいかがでしょうか。