新型カローラセダンと、新型カローラツーリングが2019年秋に発表され、売れ行きも予想を遥かに上回る好調ぶりのようです。
前期モデルよりも大幅にパワーアップした2台ですが、排気量や車体価格も以前と異なる分、
どのくらい維持費や車検費用がかかるのか心配な方も多いのではないでしょうか?
車が無事に購入できても、所有している間はどうしても維持費や車検費用が嵩んでしまうものです。
そこで今回は、新型カローラセダンの維持費は高いのか、また自動車税、車検費用はいくらなのかについて紹介します。
新型カローラセダンにかかる費用をあらかじめ把握しておけば、ご自身に適した車なのかもわかるかもしれません。
新型カローラセダンの維持費を中心に紹介しますが、新型カローラツーリングでもそこまで大きな費用の差はないので、
どちらの車種でも参考にしていただけると思います。
購入の前に、維持費や自動車税、車検費用などが気になる方は、ここでチェックしていってくださいね。
■新型カローラセダンの維持費について
引用元:https://toyota.jp/corolla/
はじめに、新型カローラセダンの維持費について紹介します。
維持費はいくら位かかるのか、また自動車税やその他にかかる税金など、細かくチェックして年間の維持費を計算します。
ただ、必ずこの維持費がかかるとは断言できませんので、おおよその維持費として参考にしていただければと思います。
・新型カローラセダンの自動車税
新型カローラセダンの自動車税についてですが、1.8Lの排気量がメインとなっており、ターボ車グレードのみ1.2Lとなっています。
1.8Lの排気量だと毎年かかる自動車税は”¥36,000”で、1.2Lの排気量は”¥30,500”です。
¥5,500しか差がなく、しかも一年に一度の納付のため自動車税に関してはそこまで維持費に大きく響く金額ではないかと思います。
※令和元年10月から自動車税は変更になっています。
・新型カローラセダンの車検費用
新型カローラセダンの車検費用を、トヨタディーラーで依頼した場合にかかるとされている費用と合わせて予想してみました。
主にかかる費用は下記の通りです。
基本料金
定期点検料 | ¥19,140 |
完成検査料 | ¥8,800 |
代行手数料 | ¥8,800 |
合計 | ¥36,740 |
※ディーラーや整備工場により異なりますので費用は目安となります。
法定費用
自動車重量税 | ¥24,600 |
自賠責保険料 | ¥25,830 |
印紙代 | ¥1,000 |
合計 | ¥51,430 |
法定費用に関しては、必ずかかる費用です。
基本料金と法定費用を合わせると、最低でもおよそ¥90,000程かかると予想されます。
更に車検時に修理箇所や交換が必要なものがある場合、別途費用がかかるのでご注意ください。
ただ、基本料金と法定費用はディーラーのメンテナンスパックに加入している場合、あらかじめ車検費用の一部を支払っている可能性があります。
メンテナンスパックに加入している方は、ディーラーで確認をしてみてください。
・新型カローラセダンにかかる年間維持費予想
自動車税や車検費用がおおよそ分かったところで、新型カローラセダンの年間にかかる維持費を予想してみます。
車検費用同様におおよその金額とはなりますが、まずガソリン代についです。
ガソリン代は、人によってどのくらいの距離数を運転するかは大きく異なるので一概にはいえませんが、一か月にかかるガソリン代は多くの方が約¥10,000前後と予想されます。
そして自動車保険ですが、こちらも年齢やプランによって異なるものです。
新型カローラセダンの自動車保険費用は多くの方が約¥50,000~¥100,000位かかると思われます。
この他にもタイヤ交換やオイル交換費用などのメンテナンス代がかかったり、ローンを組んでいる場合などには更に費用がかかります。
車検を行う年と想定して、年間の維持費はこのようにかかってきます。
【自動車税】1.8L:¥36,000 1.2L:¥30,500
【車検費用】約¥90,000
【自動車保険料】約¥50,000~¥100,000
【ガソリン代】約¥120,000
【メンテナンス代】約¥10,000~¥100,000
※別途、駐車場費用やローンがある場合はここに加算されます。
あくまで予想ですが、新型カローラセダンを所有すると年間にかかる維持費は、駐車場代とローンを除いても約¥300,000~¥450,000程かかる場合がほとんどです。
ただ、この金額は車検を行う年の維持費なので、車検のない年ではもう少し維持費が安くなります。
この費用に駐車場代やローンが加算されると更に車に費用がかかるので、とても高いように感じてしまいますね。
とはいえ、1.2L・1.8Lクラスの国産車であればこの維持費はとても妥当で、そこまで高くはありません。
国産車のコンパクトカーの中でも新型カローラセダンの維持費用は平均的なので、車を所有したらこの位はかかってしまうということです。
もちろんけして安い金額ではないので、ご自身のライフスタイルに合うか改めて再確認してみてください。
■新型カローラセダンの維持費を節約する方法は?
引用元:https://toyota.jp/corolla/
新型カローラセダンの維持費は妥当な金額とはいえど、安くてお得というわけではありません。
それでも新型カローラセダンに少しでも安くお得に所有したいですよね。
新型カローラセダンの維持費をちょっと節約できる方法をいくつか紹介するので、ぜひ活用してみてください。
・”ガソリンカード”で月のガソリンを節約する
維持費を大幅に削減できるわけではありませんが、ガソリン代は”ガソリンカード”を使うことで節約ができます。
クレジットカードやプリペイドカードの発行が必要になりますが、お得に給油ができるので持っていて損はありません。
一度の給油で数円~数十円の節約かもしれませんが、年間を通して考えると意外と大きな額を節約できるかもしれません。
年間の走行距離数が1万キロ以上の方は、特にガソリンカードの使用がおすすめです。
・自動車保険は毎年見直す
面倒で保険料の見直しをしていない方は多いと思います。
保険料の見直しは毎年行わないと損をしている可能性があるのです。
少し手間かもしれませんが、自動車保険の切り替えを検討されている方は、ネット保険の契約をおすすめします。
ネット保険は割引率が高く、筆者もネット保険に切り替えたことで数万円の節約ができました。
また、ネット保険を利用しているという方も、違う保険会社のネット保険での見積もしてみてください。
もしかしたら今よりも更に安くすることができるかもしれません。
ですが、むやみに契約内容を薄くすることはしないようにしてください。
インターネットですぐに見積額が出るので、試してみる価値アリですよ!
・定期的なメンテナンスを心掛ける
半年点検や一年点検など、定期的なメンテナンスは必ず行うようにしましょう。
定期メンテナンスを行うだけで、故障を防止できたり、修理とは無縁な健康的な車になれるのです。
普段から定期メンテナンスも行わず、それなりの扱いをしていたらいざという時の修理代は嵩んでしまいます。
また、大きな事故を招く原因にもなりかねません。
すぐに実践できることとして、自分でも確認ができるオイル交換やバッテリーチェック、タイヤの状態などはこまめに行ってください。
また、定期メンテナンスをしっかり行う場合はディーラーのメンテナンスパックに加入するのがおすすめです。
いくら維持のしやすいカローラセダンでも、修理代などはけして安いものではありませんので、メンテナンスで故障や修理箇所を増やさないように予防しましょう。
■新型カローラセダンの維持費についてまとめ
今回は、新型カローラセダンの維持費や自動車税、車検費用などを紹介させていただきました。
新型カローラセダンの維持費は1.2L、1.8Lクラスの車としてはそこまで高いわけではありません。
ですが、維持費の金額は人によって大きく差がでるものです。
あまり鵜呑みにしすぎないようにしてください。
とはいえ新型カローラセダンは維持のしやすい車なので、若い世代の方でも安心して所有ができると思います。
維持費の節約方法は、車に関しては正直なところ劇的に費用を抑えることは難しいです。
小さなことですが、ガソリン代を少しでも節約したり、保険料を見直すことがすぐに実践できることだといえます。
車の所有はどうしても高額な費用がかかるので、無理のないカーライフを送れるようによく考えて購入をしましょう。
新型カローラセダンの他にも様々な車種の維持費を紹介しておりますので、今後の車購入の参考になれば幸いです。