ディーラーで点検や車検でお世話になっていると必ずディーラーに聞かれるのが
点検パックの加入をするかどうか?ですよね。
なんとなく入っておけば安心感はありますが、費用がそれなりにかかるので
加入するか悩む方も多いのではないでしょうか。
また、そもそも自分の車には必要なのか?と改めて知りたいという人もいるでしょう。
そこで今回はホンダの点検パック(まかせチャオ)はいるのか、はたして
いらないのかについて詳しく紹介していきます。
※筆者の経験を元にズバズバと意見を言っていきますが、
あくまでも個人の意見として捉えていただくようお願いします。
・ホンダ点検パック(まかせチャオ)のメリット、デメリット
・ホンダ点検パック(まかせチャオ)はいる?いらない?
・ホンダ点検パック(まかせチャオ)はどんな人におすすめ?
※本ページではプロモーションが含まれています。
■ホンダ点検パック(まかせチャオ)は結局いる?いらない?
先に個人的な意見を言わせていただくと、私は点検パックはいらない派です。
愛車の点検パックは加入はしたものの、途中で解約しています。
ネックになるのは、やはり一番は点検パックの費用が高いところです。
最初は「お得」という謳い文句に乗せられて加入していたのですが、
途中で結構高いんじゃないか?と思い始めました。
そして、点検してもらったところでバッテリーチェック、オイル交換、ワイパーゴムの交換くらいしか
していないことに気付き解約を決意。
近所のガソリンスタンドやカーショップで出来ることをわざわざ高いお金を出して
ディーラーでやってもらうメリットはあまり無いと思ったのです。
特に年間10,000km走行するかしないかくらいの人にとっては、
点検パックのメリットを特に感じにくいと思っています。
・点検パック(まかせチャオ)のメリット、デメリット
私が思う点検パック(まかせチャオ)のメリットとデメリットはざっくりと下記の通りです。
・車検までの半年毎に点検をしてもらえる(DMや電話でお知らせが来る)
・オイル、フィルター、バッテリー、タイヤなどの交換時期の目安がわかる
・ディーラーに愛車を見てもらえる安心感を買える
車検の時期やオイル交換の時期を忘れがちな人だと、点検パックに入ることで必ずお知らせが来るので安心です。
ご丁寧に電話&DMをくれるので、忘れることなく定期的に点検を受けられるのはメリットです。
また、消耗品の交換時期も教えてくれるため自己判断ができない人にも良いでしょう。
点検パックがさっきから高い高いとボヤいていますが、ディーラーの人件費やサービスを考慮すれば
納得せざるを得ないところもあるのは重々承知です。
点検パックに加入することの最大のメリットと考えられるのが、
ディーラーでしっかりとプロが点検してくれるという安心感を買えることです。
・加入する際の費用が高い(車種にもよるが、大体最低でも5万円以上する)
・加入してもほとんどが消耗品交換で終わる(=結果、高くつく)
・一度加入したら何となく断りづらい
冒頭から言っていましたが、点検パックを加入するとほとんどの車種で5万円以上かかるので
ディーラー側でお得と謳いつつもけしてコスパが良いとは言えません。
基本的な仕組みは車検を迎えるタイミングで点検パックの契約も終了となるので、
車検+点検パック加入の費用が毎回発生するのです。
そう考えると車検の度に毎回20万円弱(車検+パック代)の費用を負担することになります。(※車種による)
また、年に何回も壊れて修理をするということはほとんどないですよね。
新車で購入していたら尚更だと思います。
そうなると点検パック(まかせチャオ)では消耗品の交換くらいしか受けないことになり、
結果あまりお得ではないというパターンがほとんどです。
「点検パックに加入すれば安心」かと思いきや余分な費用を負担してしまっているケースも少なくないので、
入っていればOK!と安易に加入するのはおすすめできません。
ただ誤解しないでほしいのは、点検パックは高いから入らない方がいいよ!というわけではなく
入らなかったとしても定期的にメンテナンスを自発的に出来るのであれば
点検パックに加入しなくても問題ないよ、ということです。
・まかせチャオ未加入でディーラー点検をする際は注意!
まかせチャオに未加入または解約したけどディーラーで点検をしたいという人もいると思います。
ですがその場合、点検費用が更に高くなってしまうので注意が必要です!
まかせチャオは次回の車検までの定期点検がお得に受けられるサービスということもあって、
パック未加入でディーラーに愛車を持ち込むと定期点検の費用は高くついてしまう傾向にあります。
具体的にいくら位かかるかは車種によりますが、基本的に点検パックに加入していないと
都度費用を支払うことになります。
消耗品交換も全て費用がかかるため、
まかせチャオに加入しないのであればできるだけディーラー点検は控えて
お近くのカーショップやガソリンスタンドなどで点検を依頼しましょう。
(その際、事前に費用見積もりはしてくださいね)
・点検パック(まかせチャオ)は途中解約できる?
まかせチャオは途中解約が可能です。
途中解約をする場合は、点検の残数分が返金されるようになっています。
当然ですがペナルティなどもありません。
ただ、途中から解約したいと申し出にくいと感じる人も多いはず。
点検パック加入時に先払いをしていると思うので
ひとまず契約が切れるまで全て予定通り点検をしてもらい、
次回からまかせチャオを契約しないという方が良いかなと思います。
・【番外編】シビック(FK7)の点検パック(まかせチャオ)について
余談ですが、ここでシビック(FK7)の具体的な点検パックの費用は下記の通りでした。
一回目の車検までに行った定期点検 計5回
二回目の車検までに行う定期点検 計3回 ※見積もり請求済
超単純計算すると、一回の定期点検で20,000~23,000円かかっているということになります。
(実際は6ヶ月点検よりも12ヶ月点検時の方が点検項目が増えるので、費用は異なります)
これを高いと見るか安いと見るかは人によると思いますが、私は「高いな~」という印象です。
ちなみにトヨタメンテナンスパックの費用や解約した後の費用などは
過去の記事で紹介していますのでトヨタユーザーさんは下記を参考にしてください。
■愛車の消耗品交換は、自分でやるのがお得?
エアコンフィルターやオイル、ワイパー、ライトといった消耗品交換は、
ディーラーに依頼するよりもご自身で部品を購入して交換してしまった方が断然お得です。
筆者の私も、エアコンフィルターやライトなどは出来る範囲ですが自分で行っています。
例えばエアコンフィルターはディーラーに交換依頼をすると3,000~5,000円くらいかかるのが相場ですが、
自分でやると部品代のみで済みます。
セルフ交換であれば、メーカーにもよりますが2,000円前後でできちゃうのです。
ディーラーでよく勧められる車内の消臭・抗菌材「わさびデェール」すらも、
商品だけの値段で簡単に取り付けることができます。
また少し話が逸れますが、ディーラーで点検する際に必ずといっていいほど勧められるのが
ボディや窓の撥水コーティングです。
勧められるままにやってしまうと、実は結構高い費用がかかるなんてこともあります。
ご自身で施工すれば費用は大幅に節約ができるので、出来るだけご自身でコーティングは行いましょう。
私が個人的に使ってよかったと思ったガラス用撥水コーティングは下記の商品です。
誰でも簡単にガラス面のウロコ除去と撥水施工ができ、お値段もお手頃です。
洗車後にササっとできるので超おすすめです!
バッテリーについてもディーラーに依頼すると部品代と工賃で車種によっては
4万円以上かかる可能性があります。
少しでも安く済ませたい方は、通販でバッテリーを購入してお近くの整備工場に持ち込むと
安く済むかもしれません。
バッテリー交換を少しでも安くしたい人は、私の過去記事を参考にしてみてください。
ただこれらの消耗品交換をご自身で行う場合、あまり慣れていない人だと
車の部品を破損させてしまったり重大な事故に繋がる場合があります。
不安な方はむやみにセルフ交換はせず、ディーラーやカーショップに依頼しましょう。
■ホンダ点検パック(まかせチャオ)はこんな人におすすめ!
点検パック(まかせチャオ)に限らず、ディーラーが用意してくれている点検パックは
とにかくディーラーが点検してくれているというのが強みだと思っています。
町の整備工場に出すのに抵抗がある、自分が車を買った場所で整備して欲しいという人は
安心を買うためにも点検パックに加入すると良いでしょう。
その他に、
- 費用はある程度かかってもいいからきっちりと定期的に愛車を整備したい
- 年間走行距離が多い(2万キロ以上)といったシビアコンディションの人
- ディーラー以外の整備工場を自分で探すのが面倒な人
これらに該当するのであれば、点検パック(まかせチャオ)の加入を検討する余地ありです!
■ホンダ点検パック(まかせチャオ)についてまとめ
今回は、ホンダ点検パック(まかせチャオ)について紹介してみました。
点検パックを加入するかどうか、また次回継続するかどうか悩んでしまうところですよね。
私も実際、以前はなんとなく加入してしまっていたのですが、かえって費用が高くついているという気がして
解約をしました。
もちろん点検パックがダメだとは思いませんが、ご自身の運転の使用状況によっては
とても損をする可能性があるので一度考えるキッカケになればと思います。
点検パックについて、少しでも参考になれば幸いです。