新型カローラセダンの購入を検討している、または購入をした方で、ご自身が手放す時の”リセールバリュー”は気になりませんか?
乗り換えは当分しない、という方もいるかもしれません。
ですが、いざ乗り換えを考えた時に、下取り価格も次回の車の資金にする方がほとんどかと思います。
何となく、”〇〇年後に乗り換えると、この位の下取り価格なのか”と把握しておくのも次回の車購入に役立つかもしれません。
そこで今回は、新型カローラセダンのリセールバリューはいくら位になるのかをグレード別に紹介します。
今回の紹介ではリセールバリュー”予想”なので、下取り価格が必ずこの金額になるとは限りません。
ただご自身が手放すタイミングで愛車がどのくらいの価値になるのかが分かるので、参考にしてみてください。
■カローラセダンのリセールバリューについて
引用元:https://toyota.jp/corolla/
では早速、新型カローラセダンのリセールバリュー予想を紹介します。
新車購入から「3年後」「5年後」「10年後」といった感じで、下取り価格がどのように変化していくのかを見ていきましょう。
・カローラセダンの新車購入から「3年後」の下取り価格予想
カローラセダンを新車購入してから3年経過した時のリセールバリューを紹介します。
新車購入から3年後ということは、一回目の車検を迎える年となります。
車検を受ける前と受けた後でもリセールバリューは多少変化するそうですが、今回はあくまで「3年後」という条件だけを想定して予想します。
3年落ちのカローラセダンは、購入価格からおよそ50~60%下がってしまうといわれています。
たった3年でも、車の価値はそれなりに下がってしまいます。
グレード別に詳しくリセールバリューを見ていきましょう。
グレード | 車両本体価格 | 3年落ちリセールバリュー予想 |
HYBRID W×B E-Four | ¥2,948,000 | ¥1,500,000~¥1,800,000 |
HYBRID W×B 2WD | ¥2,750,000 | ¥1,500,000~¥1,700,000 |
HYBRID S E-Four | ¥2,772,000 | ¥1,500,000~¥1,700,000 |
HYBRID S 2WD | ¥2,574,000 | ¥1,500,000~¥1,600,000 |
HYBRID G-X E-Four | ¥2,601,500 | ¥1,400,000~¥1,600,000 |
HYBRID G-X 2WD | ¥2,403,500 | ¥1,400,000~¥1,550,000 |
W×B | ¥2,315,500 | ¥1,400,000~¥1,550,000 |
W×B 1.2L TURBO | ¥2,409,000 | ¥1,400,000~¥1,550,000 |
S | ¥2,139,500 | ¥1,000,000~¥1,400,000 |
G-X | ¥1,936,000 | ¥1,000,000~¥1,400,000 |
※上記は車両本体価格のみでリセールバリューを予想しています。(オプション除く)
上級グレードは比較的リセールバリューが高くなる可能性があり、これに人気のオプションが装備されていると更に下取り価格がアップするかもしれません。
新車購入から3年経った程度であれば、まだまだリセールバリューは100万円超えです。
修復の有無や走行距離数でも変わりますが、次の車の資金には十分な値が付きそうですね。
・カローラセダンの新車購入から「5年後」の下取り価格予想
続いて、カローラセダンを新車購入してから「5年後」のリセールバリューを予想します。
新車購入後、5年経過すると少し車全体に使用感が出て、走行距離も増え”中古車っぽさ”が目立ってきます。
また、5年後には更に新しいカローラセダンがデビューしているか、もしくはマイナーチェンジをしている可能性もあり、この年数あたりから下取り価格は大幅に下がります。
ちょうど二回目の車検の時期でもあるので、乗り換えを検討する方も多いのではないでしょうか。
ちなみに、5年落ちのリセールバリューは多くの車種が60~80%程度下がるといわれています。
具体的なカローラセダンの5年落ちのリセールバリューは下記の通りです。
グレード | 車両本体価格 | 5年落ちリセールバリュー予想 |
HYBRID W×B E-Four | ¥2,948,000 | ¥700,000~¥800,000 |
HYBRID W×B 2WD | ¥2,750,000 | ¥700,000~¥800,000 |
HYBRID S E-Four | ¥2,772,000 | ¥700,000~¥800,000 |
HYBRID S 2WD | ¥2,574,000 | ¥600,000~¥700,000 |
HYBRID G-X E-Four | ¥2,601,500 | ¥600,000~¥700,000 |
HYBRID G-X 2WD | ¥2,403,500 | ¥600,000~¥700,000 |
W×B | ¥2,315,500 | ¥500,000~¥700,000 |
W×B 1.2L TURBO | ¥2,409,000 | ¥500,000~¥700,000 |
S | ¥2,139,500 | ¥400,000~¥600,000 |
G-X | ¥1,936,000 | ¥400,000~¥600,000 |
※上記は車両本体価格のみでリセールバリューを予想しています。(オプション除く)
この時期の車の状態は、走行距離数によってもかなり下取り価格は変わってきます。
例えば、上級グレードでも走行距離数が80,000km以上だと表示の金額よりも大幅に下がる可能性があります。
反対に、ベースグレードであっても車種の状態が良く、走行距離数が少なければ下取り価格が高くなります。
とはいえリセールバリューが100万を超えることが難しい時期なので、あまり期待をしない方が良いかもしれませんね。
・カローラセダンの新車購入から「10年後」の下取り価格予想
最後に、カローラセダンを新車購入してから「10年後」のリセールバリューはいくらになると予想されるのかを見ていきます。
新車購入から10年も経過していると、走行距離数も10万キロを超えていることが多くなり、傷や汚れが目立ってきます。
場合によっては修復している箇所があったりと、車の価値がほとんどつかない時期です。
具体的なリセールバリューはグレード問わず、20~30万円程度で買い取ってくれれば良いレベルです。
したがって10年落ちのリセールバリューはほぼ期待ができません。
これはカローラセダンに限らずどの車種でもいえることなので、
リセールバリューを期待するなら5年以内に査定してもらうのがおすすめです。
ですが、乗り換えのタイミングなども人によって様々です。
むやみに車を買い替えようとせず、また下取り価格は期待し過ぎない方が無難です。
リセールバリューは車を手放すときのお楽しみにしておくのも良いかもしれませんね。
■カローラセダンのリセールバリューが期待できるグレード・オプション・カラーを紹介
引用元:https://toyota.jp/corolla/
新型カローラセダンのリセールバリューを確認したところで、どのグレードやカラー、オプションがより下取り価格が期待できるのでしょうか。
リセールバリューは人気のボディカラーや人気装備のオプションがある方が、高くなりやすいという傾向があります。
新型カローラセダンのリセールバリューはどんなグレードやカラー、オプションだと期待できるのかを紹介します。
・グレードは人気のハイブリッドやW×Bを選ぶ
引用元:https://toyota.jp/corolla/
新型カローラセダンの人気グレードであるハイブリッドや、W×Bはリセールバリューが比較的高めと予想されます。
ハイブリッド車は、燃費が良く加速がスムーズでカローラセダンの中でも高い人気を誇ります。
また、W×Bはハイブリッド、ガソリンともにありますが、内装のデザインが通常グレードとは異なり特別感があります。
こちらもとても人気のグレードで、リセールバリューに期待ができます。
中古車でリセールバリューを高くするには、中古車市場で需要があるかどうかが重要です。
そうすると、上級グレードや特別仕様車、充実した装備がある車はリセールバリューが高くなりやすいのです。
あまり意識しすぎるのは禁物ですが、グレードも下取り価格に多少の影響がある、ということを覚えておきましょう。
・ボディカラーはホワイト、ブラックの王道カラーを選ぶ
新型カローラセダンで人気色である「ホワイトパールクリスタルシャイン」「ブラックマイカ」はリセールバリューが期待できます。
ホワイトやブラックは車のボディカラーでは王道です。
中古車市場でも需要が多く、リセールバリューが高くなる可能性があります。
ホワイトパールクリスタルシャインは有料色ですが、それでもダントツの人気を誇ります。
ボディカラー選びで悩んだ際は、このようなリセールも期待できる王道カラーを選ぶのがおすすめです。
・人気オプションを装備する
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人気で高価なオプションを装備すると、リセールバリューに大きく影響する可能性があります。
特に、TRDやモデリスタの純正カスタムパーツを装備したり、快適な装備、
セーフティ機能などを付けるとリセールバリューが下がりにくいです。
カスタムパーツはあくまで純正品が良いとされています。
また、T-Connectナビキットは、ディスプレイオーディオの使い勝手があまり良くないカローラセダンにとってマストな装備です。
他にもオプションではETCやスペアタイヤ、ブラインドスポットモニターといった安全装備も人気なので、
リセールバリューも下がりにくいと予想されます。
ただ”必ずリセールバリューがプラスになる”、という確証はありませんので
リセールバリューの為に人気オプションを装備するのはおすすめできません。
人気オプションの装備は、多くの方におすすめできる便利なものばかりなので付けておいても損はありません。
リセールバリューの為に装備するのではなく、あくまでご自身のメリットになると感じられる装備を選んで付けてくださいね。
■カローラセダンのリセールバリューまとめ
今回は、新型カローラセダンのリセールバリューについて紹介させていただきました。
今回紹介したリセールバリューについては、あくまで”予想”ですので必ずこの下取り価格になるということではありません。
ただ、売却する時期が少し違うだけで、車の価値は大きく変わるということは確かです。
また、二回目の車検を迎える年でもある5年目あたりから、リセールバリューは大幅に下がることが多いようです。
そしてグレードやボディカラー、オプションについてですが
人気が高いものを選択したからといって大幅に下取り価格がアップするとは限りません。
リセールバリューを意識しすぎると、後悔の残る車購入になってしまいます。
ご自身が一番満足のいく車購入をして、手放す時まで充実したカーライフを送りましょう!