新型レガシィB4は、セダンということもあり若者からは「オジサンくさい」「カッコ悪い」とちょっぴり不評な一面も持っています。
新型レガシィB4に限らず、今やセダンは若者ウケせずなかなか売れないという現状があるようです。
ですが、新型レガシィB4は新しくなってから若々しいデザインに一新され、若者でも乗りやすい見た目になったのをご存知でしょうか?
オジサンくさくてカッコ悪いという不評とは打って変わって、とてもカッコイイデザインになりました。
そこで今回は、新型レガシィB4のオジサンくさくてダサいという評価は本当なのか、ユーザーからの不評や感想について紹介します。
新型レガシィB4には少し申し訳ないのですが、今回は辛口な評価や意見をまとめてみましたのでそちらを中心に見ていきましょう。
■新型レガシィB4は前期モデルとどう変わった?
引用元:https://www.subaru.jp/legacy/b4/
まずはじめに、新型レガシィB4の実際のデザイン評価を見る前に、前期モデルと比較してどのように変わったのかを見ていきます。
前期モデルよりもオジサンくささは減っているのかも気になりますね。
それでは見ていきましょう。
・2019年モデル(4代目)と旧モデル(3代目)のエクステリア比較
上記写真は左が新型レガシィB4(4代目)、右が旧モデル(3代目)となります。
ヘッドライトは旧モデルの方がややつり目で大きめ、フロントグリルはメッシュになっています。
また、フォグランプ部分は樹脂で高級感にはやや欠ける印象です。
新型レガシィB4を見てみると、輸入車を意識したようなデザインに変化しています。
フロントグリルやフォグランプ部分、サイドなどの至る所にメッキを施していることがわかります。
ボディ全体も流線形が強調され、現代のセダンらしいデザインをしています。
全体的にスポーティで上質なデザインになり、若者にも魅力を感じてもらえるような見た目になったのではないでしょうか。
・2019年モデル(4代目)と旧モデル(3代目)のインテリア比較
前席の一部分のインテリアですが、左が新型レガシィB4(4代目)、右が旧モデル(3代目)です。
インテリアはガラリと印象が変わりましたね。
旧モデルはナビ下にボタンがごちゃごちゃとしており、落ち着かないデザインをしています。
更に、樹脂パーツが目立つのでチープに見えてしまいます。
シフトノブもコンパクトカーや軽自動車のようなデザインで、高級感があるとはいえないインテリアです。
一方で新型レガシィB4ではスポーティさと上質さがうまく両立され、幅広い方に好まれるようなデザインになりました。
メーターやシートのステッチ、インパネなど色が多く使われて質感の向上が見られます。
より現代のニーズに応えられるよう、価格以上のこだわったデザインに変化していることがわかります。
■新型レガシィB4のデザインの評価は?
引用元:https://www.subaru.jp/legacy/b4/
新型レガシィB4と旧モデルのレガシィB4を比較してみましたが、特に内装は大きな違いがありましたね。
続いて、新型レガシィB4の実際のデザイン評価について紹介します。
オジサンくさくてダサい、カッコ悪いなど厳しい評価があるとのことですが、実際の評価はどうなのでしょうか。
新型レガシィB4のユーザーや試乗をしたユーザーなどの評価や感想を見ていきましょう。
・新型レガシィB4のデザイン評価
【良い評価】
- フロントフェイスは前期モデルよりもカッコイイ顔つきになった。
- インパネ周りは高級感はあまりないけど、シンプルで機能的で使いやすい。
- 写真で見る以上に大きなボディで、セダンの中でも利便性が高いと思う。
- 飾り気のないインテリアですが、質感は思ったより高く飽きの来ないデザイン。
- エクステリアは彫りが深く高級感がある。ほどよく厳つく、見た目はかなり気に入っています。
【悪い評価】
- トヨタ車に比べると内装がチープで安っぽい。
- 個人的には気に入っているが、家族にはセダンは年寄り臭いと不評。
- エクステリアの純正カスタムパーツが少なく、カスタムを楽しみたい人や若い世代には不向きかも。
- エクステリア、インテリアともにパンチが無く素っ気ない。
- セダンの割に全高が高いので見た目がちょっと寸胴で残念。
デザインに関しては思った以上に高評価が多く、デザインが一新されたことはかなり良かったのではないでしょうか。
一方で「若者向けではない」「インテリアが地味」などの辛口な評価も目立ちました。
デザインはほぼ個人の好みの問題でもあるので、”新型レガシィB4がダサい!”と思うかどうかは人それぞれです。
この評価は参考程度で、自分の目で確かめて判断するのが一番良いと言えそうですね。
■新型レガシィB4は若者におすすめ?
引用元:https://www.subaru.jp/legacy/b4/
新型レガシィB4のデザインの評価などを踏まえて、若者におすすめできる車なのでしょうか?
筆者個人的には「デザインは若々しくなりおすすめできるが、価格面では難あり」といったところです。
エクステリアからインテリアまで、良い評価の通り幅広い年齢層におすすめできるデザインをしていると思います。
派手ではなくシンプルにまとまっているので、飽きずに長く乗れるような魅力を持っています。
ただ、新車で購入するとなると”コストパフォーマンス”があまり高くありません。
新型レガシィB4は2種類のグレードしかないのですが、どちらも車体価格は300万円を超えていて高めです。
そこからオプションを追加するとなると、購入価格は400万円近くなってしまうので、20代の若い世代にはかなり高いと感じてしまうのではないでしょうか。
やはり、中高年以上の方を意識して作られているといえそうなので、若者に手が届きにくいのは残念なポイントです。
デザイン的には若者にも乗りやすいのですが、価格を考えるとあまりおすすめできません。
これらを考慮すると、同等の価格で若者にも乗りやすいデザインと高いスペックを持つ”レヴォーグ”や”インプレッサスポーツ”に軍配が上がるのは無理もありません。
ただ、新車購入の場合は値引き交渉もしてくれるはずなので、値引き額や愛車の下取り価格によってはお得に購入できるかもしれませんね。
・レヴォーグやインプレッサスポーツG4とも比較しよう
新型レガシィB4を購入検討されている方は、インプレッサスポーツG4やレヴォーグもおすすめです。
新型レガシィB4と大きな価格差は無く、むしろ新型レガシィB4よりも安いグレードが用意されています。
見た目は少し違いがあるものの、STIのカスタムパーツが充実していたり、走行性能も頼もしかったりと若者が楽しめる仕様となっています。
インプレッサスポーツG4はセダンですが、通常のインプレッサスポーツはハッチバックですのでお好みでボディタイプを選べる柔軟性も魅力です。
新型レガシィB4の欠点がこの2台にはなかったりするので、これらの車種も視野にいれて購入を考えてみても良いでしょう。
■新型レガシィB4のデザインについてのまとめ
今回は、新型レガシィB4のデザインについて紹介させていただきました。
”新型レガシィB4はオジサンくさい”というレッテルは一部あるようですが、新型ではそれを払拭できるくらいカッコイイ現代のデザインになったのではないでしょうか。
デザインには様々な意見や辛口な評価がありましたが、鵜呑みにせず現物をご自身で確認してみるのが一番です。
若者には残念ながら少し価格が高めですので、インプレッサスポーツ(またはG4)や、レヴォーグも同時に検討してみてくださいね。