2022年7月15日に新型クラウンが正式発表となり、六本木にて新型クラウンの先行展示が行われました。
新型クラウンがカッコイイという意見はもちろん反対にカッコ良くない、ダサイ、と感じてしまう人も見受けられ、
デザインに関しては賛否が大きく分かれた印象を受けます。
そこで今回は、六本木の先行展示をチェックした筆者がその時の写真も交えながら
新型クラウンのデザインを紹介していきます。
まだ実車がチェックできていない人も多くいると思いますので、気になる方はぜひここでチェックしていただけると嬉しいです!
■新型クラウンの外観について
新型クラウンの六本木先行展示は7/16~7/18の3日間で行われ、私は最終日に見にいきました。
こんなに大きな広告も貼りだされており、多くの人で賑わっていました。
写真はそれほど多くありませんが、まずは新型クラウンの外観から見ていきましょう。
【展示車両①】
グレード:CROSSOVER G “Advanced・ Leather Package”
カラー:ブラック×プレシャスブロンズ
価格:¥5,982,150
新型クラウンの中で中間あたりに位置するグレードです。
歴代クラウンの面影がほぼ消えて全く新しい車種に見えるほどです。
それくらい、デザインは一新されたように感じます。
ツートンカラーということもあり、高級感だけではなくスポーツタイプの車のような印象を受けました。
グリルは網目状風になっているだけで、実際は全てパネル状になっています。
アップの写真が無くて申し訳ないのですが、グリルデザインは“江戸切子”のようで上品でした。
グリルに唯一日本車らしさを感じた部分です。
リヤは流線形が増した気がします。
個人的にはやや角張ったデザインが好きなのでちょっと丸み帯過ぎでは、と思いましたが、
今どきのデザインだと思えば仕方ありません。
セダンとしてはかなり広いトランクルームです。
460Lという大容量でゴルフや旅行、キャンプなどでも活躍しそうです。
長さのある荷物も積めるよう、トランクスルーも装備されていました。
セダンは荷物が積めない、というイメージが払拭されています。
ホイールデザインは主張が控えめなデザインで、クラウンの品格を感じさせます。
標準装備されていたタイヤは21インチでした。
愛車に15インチのタイヤを履かせている私としては、21インチのタイヤ料金が恐ろしいと思ってしまいました。
【展示車両②】
グレード:CROSSOVER “Advanced”
カラー:ブラック×プレシャスメタル
価格:¥6,400,000~
新型クラウンの中で最上級グレードとなっています。
外観は先ほど紹介した車両と大きな違いはありませんが、装備が充実したいわゆる“フル装備”のようなグレードです。
ブラックとプレシャスメタルのツートンカラーはとてもカッコよかったので、個人的に推しているカラーです。
RSグレードはホイールデザインが個性的で“CROSSOVER G”とはまた違った印象を与えてくれます。
引用元:https://toyota.jp/crown/
そんな事を言っておきながら写真をすっかり取り忘れてしまったので、公式さんの写真を拝借いたしました。
ブラック塗装が程後されたアルミホイールになっていますよ。
ちなみに新型クラウンのその他のボディカラーの特徴を知りたい方は、下記記事も参考にしてください。
■新型クラウンの内装について
引用元:https://toyota.jp/crown/
新型クラウンの外観に続き、内装も少しだけですが様子を見てきました。
ですが先行展示が想像以上に賑わっていたため、車両に乗ったりすることは今回諦めました。
これ以上に詳しい情報はいずれまた機会があったらこちらに追記しておきます。
どんな様子なのか何となくしか分からないかもしれませんが、紹介させていただきます。
撮影したグレードは「CROSSOVER G “Advanced・ Leather Package”」です。
レザーパッケージということもあってブラックだけの内装よりも高級感があります。
ただ、写真のイエローブラウンの内装はRSグレードでしか選べないのでご注意ください。
※ワールドプレミア仕様のためブラック×イエローブラウンはRS以外で選択不可
某ドイツ車などのように、驚くほどの高級感やイルミネーションギラッギラ!みたいなのは無かったのですが、
シンプルさの中に質の高さを感じさせる細かなデザインや装備が、日本車らしさを感じられて良かったです。
運転席部分のアップはこんな感じです。
最後に後部座席の様子も少しだけ見させていただきました。
後部座席だけ見ると「これがクラウンなの?」という感じかもしれませんが、
無駄がなくシンプルにまとめた感じは悪くないです。
セダンなのでそこまで足元空間は広くありませんが、見た感じでは「狭っ」という印象は受けませんでした。
また、試せなかったのが残念なのですが、新型クラウンは乗降のしやすさにこだわっているそうです。
セダンといえば乗り降りのしづらさがネックに感じる人も多いですよね。
ですが、開口部を出入りしやすい形状にしていたり、姿勢に負担を感じさせずに
乗り降りができるよう細部にも工夫がされているのだとか。
車内の足元空間や乗降のしやすさなども、機会があれば今後こちらで更新します。
■新型クラウンを見た人の口コミ・感想
新型クラウンの発表と同時に、個人的には皆さんの反応も楽しみにしていました。
デザイン面では特に賛否が分かれていたように感じましたが、新型クラウンを見た方々の
印象に残った口コミや感想をごく一部ですが抜粋してみました。
新型クラウンかっこいい!買えないけど。
⇒新型クラウンのデザインがめっちゃカッコイイ!いいじゃん!という絶賛している人たちは意外にも多く見受けられました。
ですが、そう言っている方々の“ま、買えないけどね。”という最後の一言がツボでした。
確かにいくら良くてもお高いのでなかなかノリで「買っちゃえ~!!」とはなれませんよね…。
純正でツライチなのがだいぶ攻めてて良い!
⇒結構多くの車好きさんが反応していました。
そう、新型クラウンは純正で“ツライチ”なのです。
今までツライチをカタログでも推してくる車種がどこにあったでしょうか…これは激アツですね。
見た目の一体感やタイヤが大きく見えたりと、車の外観にこだわりたい方には凄く魅力的な部分ではないでしょうか。
新型クラウンのデザインがひどい
⇒残念ながら、大きくデザインが変わった新型クラウンではダサイ、カッコ悪い、ひどいといった厳しい口コミも多くありました。
こればかりは好みの問題もあるので仕方がないかもしれませんが、なかなか挑戦的なデザインなので
好き嫌いはハッキリ分かれると思います。
新型クラウン、もはやクラウンじゃないから違う名前でも良かったと思う
⇒歴代クラウンとイメージがかけ離れ過ぎてるから、別の名前でも良かったのでは?という意見もありました。
新型クラウンでは全4種類のボディタイプが今後発売予定です。
その中にはワゴンに近いSUVタイプのクラウンも販売されるのです。
確かにその車種を見るとお分かりの通り、クラウンとは全く別物に見えますよね…。
そのような事も踏まえ、クラウンとは切り離してほしかった、といった声が多数ありました。
ざっと皆さんの新型クラウンに対する口コミ・感想を紹介してみましたが、
これらはごく一部であり個人の感想となりますので、「こんな意見もあるのね」といった程度に思っていただければと思います。
■新型クラウンの見た目・内装のまとめ
今回は、六本木にて先行展示が行われた新型クラウンについて紹介してみました。
以前から話題になっていただけあって、多くの方が注目していたことがこの展示で実感できました。
新型クラウンは歴代と比べてもかなり大きな変化があったため、
以前の方が好きだったと感じる人も多いかもしれません。
新型クラウンは発売までまだ時間があるので、気になる方はじっくりと調べて購入を検討してみてくださいね。