ヤリスクロスの購入を検討している皆さんの中で、維持費はいくら位かかるのか気になっている方も多いのではないでしょうか?
ヤリスクロスの価格帯はそこまで高くありませんが、購入後の維持費は明確でない部分があって
ちょっと不安に感じると思います。
また、ヤリスクロスはコンパクトSUVということで20代の若者にも好まれやすいデザインと仕様ですよね。
ただ、やはり20代の若者でもかなりネックになってくるのが”維持費”です。
そこで今回は、ヤリスクロスの維持費は高いのか、自動車税や自動車保険、車検について紹介します。
20代の若者でも買うことはできるのかコスト面についても調査してみました。
結論からいうと、ヤリスクロスの維持費は国産車のコンパクトカー程度で平均的な費用となります。
20代でも条件次第では問題なく購入が可能です。
更に維持費を節約するにはどうしたら良いかも考えてみたので、ヤリスクロスの維持費が気になる方、
20代で購入を考えている方はチェックしてみてください!
■ヤリスクロスの維持費を紹介
引用元:https://toyota.jp/yariscross/
ヤリスクロスの”一年間にかかるおおよその維持費”は下記の通りです。
車検のある年と想定して算出してみました。
自動車税 | 1.5L:¥30,500 |
車検費用 | ¥30,000~¥80,000 |
自動車保険 | ¥50,000~¥120,000 |
ガソリン | ¥70,000~¥100,000 |
その他メンテナンス代 | ¥30,000~¥100,000 |
ローン・駐車場代 | ※返済や駐車場を借りる場合のみ追加 |
まず自動車税ですが、ヤリスクロスはハイブリッドもガソリンも1.5Lということで、自動車税は同じです。
自動車税は毎年納付で上記費用がかかります。
車検は新車購入から3年後に初回の車検があり、それ以降は2年に一度受けます。
初回の車検は修理箇所がほとんどないので、法定費用と点検費用で5万円以内でおさまることがほとんどです。
2回目以降に関しても、特別大きな故障や修理が無ければ10万円以内でおさまります。
自動車保険に関しては、年齢や補償内容によって金額が大きく変わるので一概にはいえません。
20代前半の方で等級が低い場合、車両保険込みの保険ですと年間で10万円以上の保険料になる可能性があります。
20代後半でゴールド免許であれば、プランによっては5~7万円ほどになります。
ガソリン代は、どのくらいの距離を走行するか人によって違うため想定しづらいですが、
ハイブリッドもガソリンも年間を通して10,000kmほど運転する方でも12万円程度になるかと思います。
ヤリスクロスは低燃費なので、ガソリン代がとてもネックになるということはなさそうです。
毎月のガソリン代をより抑えるならハイブリッド車が良いですね。
その他のメンテナンスはタイヤ交換やバッテリー交換など、数年に一度交換が必要な部品代として考えてください。
ローン返済と駐車場代は、支払う必要がある人と必要が無い人がいますので、
ご自身の状況に当てはめて維持費の合計金額を算出してみましょう。
ローン返済と駐車場代を除いた状態だと、ヤリスクロスの維持費は”車検のある年で30~40万円”、
2車検のない年で20万円前後”かかると予想されます。
ヤリスクロスの維持費は”妥当”な金額でけして高いことはありません。
ただ、最低限この費用が一年間に必要ということなので購入をするときはそれを踏まえておきましょう。
■ヤリスクロスは20代でも買える?
引用元:https://toyota.jp/yariscross/
ヤリスクロスの一年間にかかる維持費がわかったところで、ヤリスクロスは20代の若者でも問題なく購入ができるのでしょうか?
最初に申し上げた通り、ヤリスクロスは20代の方でも条件次第では問題なく購入できます。
条件についてですが、資金面や選ぶグレードなどを考慮する必要があるということです。
最も上級グレードである”HYBRID Z”だと、オプションを付けると300万円を軽く超えてしまう可能性があるのであまりおすすめしません。
グレードはG以下、さらにガソリン車であるとコスパが良いので若者にも向いています。
筆者の個人的な意見も踏まえつつ、20代の若者がヤリスクロスを購入する際に抑えておいてほしいポイントを紹介します。
- 頭金(30万円以上)は用意しておく
- 維持する資金も用意する必要がある
- できれば300万円以内におさまるように購入する
20代の方でも、ある程度資金にゆとりがあれば特に考える必要はないかもしれません。
ですが、例えばまだ社会人になったばかりの人や、一人暮らしをしている場合などは車の為の資金確保がとても重要です。
頭金の準備や購入後の維持費のことも考えて購入すれば、若い世代の方でも維持はしやすい車だと思います。
また、できれば300万円以内におさえて頭金を支払えば、ローンの返済が楽になります。
どうしても月々の返済額を安くしたい場合は、”残価設定クレジット”も検討すると良いでしょう。
■ヤリスクロスの維持費を節約する方法
引用元:https://toyota.jp/yariscross/
最後に、ヤリスクロスの維持費を少しでも節約できる方法を紹介します。
大幅な節約というのは難しいかもしれませんが、日常でちょっとしたことを意識するだけで、年間を通せば以外にも大きな節約につながるものです。
車種問わず、誰でも簡単にできる維持費節約方法を紹介していきます。
・ガソリンカードで給油代を安くする
ガソリンカードを使っても、たかが数円しか節約出来ないのでは?と思っている方も多いと思います。
走行距離数が多い場合だと特にガソリン代が高くなりがちです。
ガソリンカードを使って給油することで、年間で考えると意外とお得なんです。
ガソリンスタンドによっては、大幅に値引きするキャンペーンを行っていたりします。
カード自体のポイントも貯まるので、持っておいて損することはありません。
ガソリン代の節約にはガソリンカードがおすすめです。
・自動車保険はネット保険で見直す
20代の若者であればなおさらですが、自動車保険は”ネット保険”がおすすめです。
補償内容にもよりますが、保険代理店よりも費用を安く抑えられます。
筆者も代理店からネット保険に切り替えたのですが、補償内容はほとんど同じで”5万円”も安くすることができました。
ネット保険の会社によっても金額は変わるので、複数の見積もりをして検討しましょう。
また、”毎年見直し”をして安くしていくことも維持費を節約するおすすめの方法です。
・ローンの借り換えで金利を低くする
これは通常のローン返済をする人におすすめなのですが、ディーラーローンを組んでいる場合、金利が10%前後とかなり高いと思います。
数年の返済期間はほぼ金利を支払っていると言っても過言ではありません。
金利を安く抑えるなら、銀行の自動車ローンで借り換えをしましょう。
銀行によっては2%ほどの金利の場合もあるので、返済金額を大幅に減らすことができます。
ディーラーローンを組む予定の人、または現在進行形で組んでいる人は早めに借り換えを検討してみてはいかがでしょうか。
■ヤリスクロスの維持費まとめ
今回は、ヤリスクロスの維持費について紹介させていただきました。
ヤリスクロスの維持費はけして高いことはなく、20代の人でも手が届きやすい価格帯となっています。
ですが、20代で買うとどうしても保険料が高くなりがちで、
また金銭面で余裕が無い場合も多いので購入価格や資金などをよく考えてから購入した方がいいと思います。
ちょっとでも維持費を節約するなら、今回紹介したような節約方法を試してみてください。
ヤリスクロスで楽しいカーライフを送れるように、購入の前にしっかりとご自身の資金面を見直してみましょう。