ヤリスクロスはコストパフォーマンスが高くお得感がある一方で、内装がダサい、安っぽいという意見も多々あるようです。
ヤリスベースでかつコスパが良いとなると、内装の質感の安っぽさは否めません。
内装やインテリアの質感にこだわる方だとダサい!と感じてしまうかもしれませんが、価格を考えると致し方ないと思います。
インテリアの質感が気になる方のために、今回はヤリスクロスの内装や収納について紹介します。
ヤリスクロスの内装はダサいのか、また安っぽいのかについて真相に迫りましょう。
また、車内の広さや内装の欠点についても調査したので、ヤリスクロスの内装を徹底的にチェックしていきます。
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■ヤリスクロスの内装はダサい?安っぽい?
引用元:https://toyota.jp/yariscross/
まずはじめに、ヤリスクロスの内装を細かくチェックしていきます。
広さや収納、内装の質感を見ていきましょう。
・内装は”ヤリス”と”ほぼ同じ
ヤリスクロスの内装デザインは、ヤリスとほぼ同じです。
少しだけでも差別化があった方が良かった気もしますが、ヤリスベースの車なので仕方ないでしょう。
写真はHYBRIDZ・Zの標準内装となっています。
最も上級グレードにあたるのでこの内装の質感が一番良いということになりますが、高級感があるとは言い難いです。
ただ、高級志向な車ではないので価格相応で無難にまとまっていると思います。
・内装は樹脂パーツが目立つ
インパネやサイドドア部分はほぼ樹脂パーツがメインなので、インテリアのチープさが目立ちます。
HYBRID ZまたはZグレード以外は特にコストカットされているなと感じられます。
ただ、200万円台で燃費の良いハイブリッドが購入できるのでお得感は強いです。
内装の安っぽさは割り切る必要があるでしょう。
ステアリングはスタイリッシュなデザインでカッコいいと思いました。
ボタン類は小さい部分があるので少し押しづらそうですが、デザイン性はとても良いですね。
このボタンを全て使うかと言えば微妙ですが・・・ステアリングのデザインは個人的にカッコ良くてGOODです。
・3ナンバーSUVとは思えないコンパクト感
ギリギリ3ナンバーサイズのヤリスクロスですが、サイズ感はほぼ5ナンバーのコンパクトカーと同じです。
そのおかげで運転のしやすさはあり、車幅感覚も掴みやすいので女性にもおすすめです。
ただ広々とした車内とは言い難く、運転席の足元空間は5ナンバーのコンパクトカーとあまり変わらないと感じられました。
運転席側の後部座席の足元空間はこんな感じで、運転席をめいいっぱい前に出した状態だとまずまずの広さを確保できます。
すごく狭いわけではありませんが、思った以上に広々!という感じでもありませんでした。
ですが例えば東京から大阪くらいまでの長距離移動とかでない限り、遠出で利用しても問題ないかなと思います。
このサイズ感や広さに関しては、好みがはっきりと分かれてしまうかもしれませんね。
・アームレストが標準装備ではない
引用元:https://toyota.jp/yariscross/
意外にもあると便利な”アームレスト”ですが、ヤリスクロスには標準装備がされておらず、オプションで追加する必要があります。
車内で休憩を取りたいときや、一息つくときにひじ掛けを使う方にはマストな装備ではないでしょうか。
アームレストも正直ちょっと安っぽいです。
どれだけコストカットしてるの?!と正直思ってしまうのですが
価格が抑えられてるから仕方ない・・・と言い聞かせるしかありません。
ちなみに筆者はアームレストがあった方がいい派なので、標準で装備されていないのはちょっと微妙です。
高価なものでもないので装備しておくのがおすすめです。
・運転席のシートは便利な機能付き
引用元:https://toyota.jp/yariscross/
上級グレードのHYBRID Z、Zには標準装備されている機能で、その他のグレードはオプションとなります。
ヤリスクロスの運転席のシートには、便利な機能が複数付いています。
上記の写真は”ターンチルトシフト”といって、回転レバーを操作することで、シートが外側に傾きます。
乗り降りが大変楽になり、足腰の負担も軽減してくれます。
引用元:https://toyota.jp/yariscross/
ただこの機能、実際に使う人は少ないと思うのでこの機能つけるならアームレストを標準装備してくれないだろうか。
また、メモリー機能付きのシートなのでご自身のドライビングポジションを乗る度に調整する手間が省けます。
Bセグメントのヤリスクロスとしては、ギャップを感じさせる質の高い機能が備わっています。
HYBRID Z、Z、に標準装備されており他のグレードはオプションとなります。
引用元:https://toyota.jp/yariscross/
好きなシートポジションにラクラク調整できる”6ウェイパワーシート”です。
前後・リクライニング・シート上下をレバーで簡単に操作できます。
この機能もHYBRID Z、Zに標準装備となっています。
・コンパクトボディでも大容量の収納
引用元:https://toyota.jp/yariscross/
ヤリスクロスの荷室容量は、ヤリスと比較してもかなり優秀です。
後部座席を倒せば、その時に積み込む荷物に応じて荷室スペースを広々と使うことが可能です。
5ナンバーのコンパクトSUVでスキー板やゴルフバッグ、自転車が積み込めるのであれば、旅行でも十分に使えそうですね。
ベビーカーも余裕で積めるので、小さなお子様がいる家庭でも不便なく使えます。
デッキボードで床面の高さも調節でき、背の高い荷物も載せることができますよ。
このボディサイズとしてはトップレベルの荷室容量を誇っているので、利便性はとても高いといえます。
荷室、収納スペースは別記事にて詳しく紹介しています。
・【結論】ヤリスクロスの内装の質感の評価
内装はヤリスとほぼ同じということで、正直なところ質感は安っぽいです。
ただ、Bセグメントの車と考えると”妥当”なところであまり文句はいえません。
コミコミ300万円以内でハイブリッド車のSUVが買えるとなると、コスパにはとても優れていますよね。
紹介したようにちょっと残念なところはありますが、値段を踏まえれば仕方ないでしょう。
ダサいかどうかについてですが、ヤリスクロスは男女年齢問わず親しみやすいシンプルなデザインで
高級感のある華やかな内装がお好きな方だと”ダサい”と感じるかもしれません。
ただシンプルに必要最低限の機能と装備がスッキリまとまっているので、ヤリスクロスに派手なデザインはかえって似合わないと思います。
ヤリスともう少しインテリアに違いがあればなお良かったですが、
個人的には”ヤリス”よりもコスパに優れていると思うので多くの人におすすめできる車だと感じました。
■ヤリスクロスのおすすめ車内パーツを紹介
引用元:https://toyota.jp/yariscross/
続いて、ヤリスクロスの内装の質感をアップできるおすすめの車内用パーツを紹介します。
ご自身でも取り付けることができ、更にコスパの良いパーツを厳選してみました。
ヤリスクロスの内装をワンランクアップさせたい方はぜひ目を通してみてください。
・メーターパネル
メーターパネルに貼り付けて簡単にドレスアップができるパーツです。
スポーティテイストにするなら”デジタルカーボン調”、高級感を演出するなら”ピアノブラック”または”エボニー調”がおすすめです。
・ドアスイッチパネル
ドアスイッチパネルは、ドアスイッチの質感をさりげなくアップできます。
ヤリスクロスのサイドドアは、樹脂パーツがメインでチープさがかなり目立ちます。
このドアスイッチパネルを付けるだけでも高級感がアップするのでとてもおすすめですよ。
・ルームランプパネル
ルームランプカバーのドレスアップができるパネルです。
車内の質感アップには細かな部分のドレスアップも重要です。
他のパネルを取り付ける場合は、デザインは揃えるのがおすすめです。
・ステアリングアンダーパネル
ステアリングの下部に取り付けるパネルで、車内の質感アップにも貢献します。
ドライバーにしかわからない部分ですが、常に目に入る場所のドレスアップをしておくと運転の気分が上がりますよ。
・ダクトパネル
エアコン吹き出し口に高級感をプラスできるダクトパネルです。
ダクト周りがプラスチッキーだと安っぽさが目立ちます。
内装カスタムをするなら、せめてこの部分だけでもドレスアップをしておくとチープさは大幅に軽減しますよ。
・シフトパネル
高級感もアップしますが、純正のような馴染みぶりも感じられるシフトパネルです。
より純正っぽさを強調するならピアノブラックがおすすめです。
今まで紹介してきたパーツと同じデザインがあるので、統一して車内のイメージチェンジをしてみてはいかがでしょうか。
■ヤリスクロスの内装についてのまとめ
今回は、ヤリスクロスの内装について紹介させていただきました。
ヤリスクロスの内装はヤリスと変わらず、欠点と安っぽさが多少あるものの金額を考慮すると仕方がないと思います。
ただ、便利な機能も備わっているので、質感よりも機能性が高い車だということがわかりました。
内装が安っぽい、ダサいと感じたら、社外品のカスタムパーツでほとんどカバーできるので多少改善はできそうですね。
ヤリスクロスに乗るなら、ドレスアップもぜひ楽しんでみるといいでしょう。
詳しい内装の質感や使い勝手を知りたい方は、ぜひディーラーでチェックしてみてくださいね。