新型レヴォーグが発売されてメディアでは話題になっていますが、歴代レヴォーグの欠点の一つともいえるのが”燃費性能”でした。
水平対向エンジンを採用しているレヴォーグは、優れた燃費性能を発揮するのが難しいとされていますが、新型レヴォーグでは燃費性能が向上しているのでしょうか?
実燃費が悪いと維持費にも影響してきますし、車を運転する機会が多ければ多いほど燃費面が不満になるケースもあります。
そこで今回は新型レヴォーグの実燃費は良くなったのか、それとも悪いのか燃費性能について詳しく紹介します。
早速結論を申し上げると、タイトル通り燃費性能は良くないです。
新型になったから燃費が良くなったというわけではないので、あまり期待しないほうが良いかと思います。
結論は先に言ってしまいましたが、実燃費やハイブリッド車の有無など、新型レヴォーグの燃費性能を深く掘り下げていきましょう。
※本ページではプロモーションが含まれています。
■新型レヴォーグの燃費は悪い?
引用元:https://www.subaru.jp/levorg/levorg/
新型レヴォーグの燃費性能について詳しく紹介します。
カタログ値と実燃費を比較して、燃費が良いのか悪いのか見ていきましょう。
・新型レヴォーグのカタログ値燃費
新型レヴォーグのカタログ値燃費は下記の通りです。
燃料消費率(WLTCモード) | 13.6~13.7km/L |
市街地モード | 10.0~10.2km/L |
郊外モード | 14.4~14.5km/L |
高速道路モード | 15.3~15.6km/L |
・新型レヴォーグの実燃費
新型レヴォーグの実燃費ですが、前期モデルの実燃費とほぼ変わらない”約10km/L”程となります。
もちろん走行状況に左右されるので一概にはいえませんが、場合によっては10km/Lを下回るというケースも少なくありません。
ですが、高速道路での走行だとカタログ値燃費以上の数値を発揮することもあり、けして燃費が悪いとも言い切れないです。
総合的に考慮すると燃費は良くないのですが、遠出をした時や高速道路では20km/L近い燃費を出すこともあるそうです。
燃費を重視される方だと、普段の走行での実燃費は不満を感じてしまうかもしれません。
とはいえ燃費が良くない分、新型レヴォーグの走りはとても力強くスポーツテイストな乗り味といった一面があります。
燃費よりも走りを重視する人におすすめの一台といえそうです。
■新型レヴォーグのハイブリッド車はある?
引用元:https://www.subaru.jp/levorg/levorg/
新型レヴォーグにハイブリッド車の採用はあるのか?についてですが、残念ながらハイブリッド車グレードはありません。
これは想定ですが、走りに特化した新型レヴォーグにハイブリッド車となるとどっちつかずの中途半端な車にもなりかねません。
筆者個人的にはハイブリッド車グレードの採用がないのは納得がいきました。
燃費は少々不満でも、新型レヴォーグのスムーズな加速感や力強い走りを体感すれば、きっと”これはこれで良い”と思えるのではないでしょうか。
燃費が良くないといいましたが、一ヶ月に約1,000km走行する方でも月々のガソリン代は10,000~15,000円以内にほぼ収まります。
燃料代が極端に嵩むということは無いと思うので、あまりガソリン代を心配する必要はないでしょう。
ガソリン代を抑えようとするのではなく、自動車保険料や車検費用の見直しをして維持費を抑えていくことを考える方がいいかと思います。
■新型レヴォーグの燃費についてまとめ
今回は、新型レヴォーグの燃費性能について紹介させていただきました。
実燃費はけして良いとはいえませんが、状況によってはカタログ値燃費以上の数値を発揮することもあるようです。
実燃費が散々良くないといってきましたが、10km/L前後の燃費であればガソリン代が凄くかかってしまうということはありません。
燃費を重視するのか、走りを重視するのか新型レヴォーグがご自身に合った車なのかは変わってきます。
その点を踏まえて購入を検討してみてはいかがでしょうか。