新型ハリアーはフルモデルチェンジをしたことで今まで以上に話題になっていますが、燃費性能はどのくらい変わったのか気になりますよね。
今や大型ボディのSUVでも燃費性能は重要とされていて、新型ハリアーでも”ハイブリッド車”が採用されています。
また、ハイブリッド車には及びませんが、燃料代を安く済ませることができてかつ燃費性能にも貢献する”ディーゼル車”も話題です。
フルモデルチェンジをしたことによって、ディーゼル車は用意されたのでしょうか?
そこで今回は、新型ハリアーの燃費性能は良いのか、はたまた悪いのかについて紹介していきます。
カタログ値燃費と実燃費はどのくらい差があるのか気になるところですね。
そして新型ハリアーでディーゼル車の採用はあったのかについても調査してみました。
新型ハリアーの実燃費が気になる方は、こちらでチェックしていってください!
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■新型ハリアーの燃費性能を紹介!
引用元:https://toyota.jp/harrier/
まずはじめに、新型ハリアーのカタログに記載されている燃費について紹介します。
実燃費とカタログ値で大きな差があったりしますが、新型ハリアーはどうなのでしょうか?
気になる燃費性能を見ていきましょう。
・新型ハリアーのハイブリッド、ガソリンの燃費
引用元:https://toyota.jp/harrier/
新型ハリアーのカタログ値燃費は下記の通りです。
【ハイブリッド 2WD】
WLTCモード | 22.3km/L |
市街地モード | 19.5km/L |
郊外モード | 25.1km/L |
高速道路モード | 22.1km/L |
【ハイブリッド E-Four】
WLTCモード | 21.6km/L |
市街地モード | 18.9km/L |
郊外モード | 24.2km/L |
高速道路モード | 21.4km/L |
【ガソリン 2WD】
WLTCモード | 15.4km/L |
市街地モード | 11.3km/L |
郊外モード | 15.7km/L |
高速道路モード | 18.0km/L |
【ガソリン 4WD】
WLTCモード | 14.7km/L |
市街地モード | 11.0km/L |
郊外モード | 14.9km/L |
高速道路モード | 17.1km/L |
ハイブリッド車の排気量は2.5L、ガソリン車の排気量は2.0Lとなっています。
排気量はハイブリッド車の方が大きいですが、燃費性能はガソリン車よりも優れていることがわかります。
・新型ハリアーにディーゼルはある?
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お気づきの方も多いと思いますが、新型ハリアーにディーゼル車の採用はありません。
ハイブリッドとガソリンの2種類のみとなります。
ハイブリッド車であればディーゼル車以上に燃費がよく燃料代も節約できると思うので、採用する必要は無いのかもしれませんね。
ちなみに新型ハリアーとほぼ同クラスでディーゼル車を採用している国産車といえば、”マツダ”です。
マツダのCX-5やCX-8は新型ハリアーのライバル車ともいえるので、ディーゼルのSUVも検討したい方は、CX-5もしくはCX-8も視野に入れてみてください。
■新型ハリアーの実燃費は良い?悪い?
引用元:https://toyota.jp/harrier/
続いて、新型ハリアーのハイブリッドとガソリンそれぞれの”実燃費”について紹介します。
実燃費に関しては交通状況や運転の仕方などで大きく変わるものでもあります。
ここで紹介する実燃費はあくまで”平均値”で絶対的な数値ではないことをご理解ください。
また、新型ハリアーの燃費性能を向上させることができるおすすめアイテムも紹介するので少しでも低燃費を実現したい方はチェックしていってください。
・新型ハリアーの実燃費について
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新型ハリアーの実燃費ですが、ハイブリッドとガソリンそれぞれの平均値は下記の通りです。
【ハイブリッド 2WD】
- 約16~18km/L
【ハイブリッド E-Four】
- 約15~17km/L
【ガソリン 2WD】
- 約10~12km/L
【ガソリン 4WD】
- 約9~11km/L
道路の状況や走行距離数にもよるので一概にはいえませんが、ハイブリッドもガソリンも、カタログ値燃費より2~3割悪くなってしまうことがわかりました。
当然かもしれませんが、新型ハリアーのハイブリッド車の実燃費はプリウスやアクアのように優れてはいません。
ただ、ボディサイズや車重を考慮すると仕方ないのかもしれません。
ガソリン車の実燃費はハイブリッド車よりも悪く、10km/Lを下回ることもしばしばあるでしょう。
燃費性能はそこまで期待出来ないかもしれませんが、車内の質感や機能、走行性能の良さを考えると燃費性能の面はだいぶカバーできるのではないでしょうか。
走行距離が多めの方にとっては、毎月の燃料代が嵩みがちになってしまうことが懸念されますのでよく検討しましょう。
・燃費性能を良くするアイテムを紹介!
新型ハリアーの燃費性能はあまり良いとは言えないですが、少しでも燃費性能を向上できるアイテムがあるのをご存知でしょうか?
また、急発進や急ブレーキといった乱暴な運転は、燃費を悪化させることにも繋がるので改めて運転の仕方を見直しておくことも重要です。
新型ハリアーの燃費を向上させて、燃費を気にせず快適なドライブをしたいものですね。
燃費性能を向上させる効果があるものでおすすめのアイテムは、ワコーズの”フューエルワン”です。
筆者も愛用しているのですが、オイル交換後に一本、ガソリンタンクに注入しています。
劇的な効果はすぐに実感できないのですが、燃費やエンジン性能を引き上げる効果があるのだそうです。
新型ハリアーのガソリンタンクは大きいので、できれば二本注入がおすすめです。
価格もお手頃で、しかもガソリンタンクに入れるだけという手軽さも魅力的ですよね。
こうした小さなメンテナンスを心掛けるだけでも、燃費を良くしたり車の故障を防ぐことができるのでぜひ試してみてはいかがでしょうか。
■新型ハリアーのハイブリッドとガソリンどっちがおすすめ?
引用元:https://toyota.jp/harrier/
新型ハリアーのカタログ値燃費、実燃費と紹介していきましたが、結局のところハイブリッドとガソリンのどっちが自分に適しているかわからないという方もいると思います。
新型ハリアーのハイブリッドとガソリンのメリットとデメリットを紹介するので、どっちがあなたにおすすめかを考えていきましょう。
・ハイブリッド車のメリットとデメリット
【メリット】
- 燃費がガソリン車より優れているので燃料代が安く抑えられる可能性がある
- エコカー減税などの優遇が手厚く受けられる
- 走り出しや減速時はモーターが作動するので静か
【デメリット】
- イニシャルコスト(車体価格)がガソリン車より高い
- 10年以上、10万キロ以上といった長期間所有と長距離走行をしないと元が取れない
- 新型ハリアーの場合、劇的に燃費性能が良いというわけではない など
・ガソリン車のメリットとデメリット
【メリット】
- イニシャルコスト(車体価格)がハイブリッド車より安い
- アクセル操作に対してのレスポンスが良い
【デメリット】
- 燃費はハイブリッド車より劣る
- エコカー減税などの優遇措置が少ない
- リセールバリューがハイブリッド車よりも安い など
この他にもそれぞれにメリット、デメリットはありますが、ご自身にはどっちが適しているかの手掛かりにはなるはずです。
大きなポイントとしては、新型ハリアーのハイブリッド車はガソリン車と比べて大幅に燃費が優れているわけではないことと、ハイブリッド車は長期間所有と長距離走行でないと、かえって損をしてしまう可能性があるということです。
ハイブリッド車が悪い、というように聞こえるかもしれませんがけしてそういうことではありません。
車の使用頻度やニーズによってどっちがおすすめできるのかは変わってくるので、それぞれのメリットとデメリットを踏まえて選んでいただければと思います。
■新型ハリアーの燃費性能のまとめ
今回は、新型ハリアーの燃費性能について紹介させていただきました。
実燃費はハイブリッドもガソリンもそこそこといった感じで、今どきの車としてはあまり良くない印象を受けるかもしれません。
ただ燃費が良いから”良い車”というのは誤解がありますので、それぞれの良さとダメな所を理解した上で選ぶ必要があると思います。
新型ハリアーは燃費性能よりも、車内の質感や乗り心地など、乗車する人の快適さが重視されているように感じます。
車に乗っている時の満足感を求める方にとてもおすすめしたい車です。
新型ハリアーの燃費以外の面も見てみたいという方は、ぜひディーラーに足を運んでチェックしてみてはいかがでしょうか。