カスタムが大好きな筆者としてはいつかやってみたいと思っていたのが”エンジンルームのドレスアップ”です。
エンジンルームのドレスアップはパッと見た印象では変化を得ることが出来ず、ずっと後回しにしてきました。
ですが、今回思い切って念願の「CUSCO(クスコ)フロント用タワーバー」を購入したところ、
商品や工賃も比較的リーズナブルで効果を得られることに驚きました。
CUSCO(クスコ)といえば、とても有名なカー用品やパーツのメーカーですよね。
今回はそんな「CUSCO(クスコ)フロント用タワーバー」の効果や
取付の工賃はいくらかかったのかを紹介します。
カスタム初心者の方にもとてもおすすめなので、フロント用タワーバーについて
筆者の個人的な感想も踏まえて紹介していきます。
※本ページではプロモーションが含まれています。
■フロント用タワーバーのメリット・デメリットについて
引用元:https://ja.wikipedia.org/?curid=639752
そもそも「タワーバーって何?」と思う方も多いと思います。
正直、日常での運転で効果って得られるのか、また取り付ける必要性はあるのか気になりませんか?
まず、タワーバーについての簡単な役割と、メリット、デメリットを紹介します。
・タワーバーとは?
引用元:https://www.rd-tanabe.com/tanabe/bodytuning/detail/
タワーバーとは正式名称は「ストラットタワーバー」といい、サスペンションの車体取付部の左右を連結させる棒のことを指します。
画像のストラットタワーバーはフロント用でエンジンルーム内に取り付けます。
スポーツカーやスポーティタイプのSUVなどには標準装備されることも多く、
剛性アップのパーツとしてはとても一般的なものになります。
フロント用に限らずリア用、ロワアーム用とパーツが用意されています。
・タワーバーのメリット
タワーバーのメリットや効果については、下記の通りとなります。
- カーブ時の車体のねじれが抑えられるので、安定した走行が可能
- 車体の変形を抑えることができるので、キシみ音やビビリ音が減る効果が期待できる
- ボディ剛性が上がることで、足回りがよく動くようになるので乗り心地がマイルドになる
- エンジンルームのドレスアップになる
・タワーバーのデメリット
タワーバーのデメリットについては、下記の通りとなります。
- ノーマルのサスペンションのままタワーバーを装着すると、ロールが増えて乗り心地が悪化する
- エンジンルーム内の部品交換がしづらくなる可能性がある(バッテリー交換など)
- タワーバーを取り付けることで車体が若干重くなるので、燃費が悪くなる
このように、タワーバーにはいくつかのメリットとデメリットが存在します。
ちなみに筆者はタワーバーを取り付けたことでバッテリー交換がしづらくなってしまいました。※車種によります
めったに交換するものではありませんが、タワーバーの真下にバッテリーがあるので交換の際はかなり手間です。
また、車体が若干重くなるので燃費が若干悪化すると考えられます。
このような事も踏まえて、取付を検討してみてください。
■CUSCO(クスコ)のフロント用タワーバーをレビュー
それでは、筆者が実際に取り付けたCUSCO(クスコ)のフロント用タワーバーのレビューを紹介します!
乗り心地の変化や工賃などを詳しく紹介するので、取付検討されている方は参考にしてみてください。
・フロント用タワーバーの効果
カローラアクシオ(NRE161)にはこんな感じで取り付けられました。
写真のように、バッテリーとタワーバーが被ってしまっているので交換時は苦労しそうです。
効果は正直、低速では感じることはできません。
急カーブや右左折時、高速道路での加速時の車線変更などでタワーバーの効果を何となく実感できました。
もう一度言いますが、何となくです。
急カーブや右左折時では、よく曲がってくれるようになったと感じます。
ハンドルをしっかり切るとタワーバー取付前よりもスムーズにグッと曲がるような気がします。
その際の横Gも少し減ったので、車体や自身の身体が変に揺さぶられることが軽減されたように感じました。
ですが、人によっては”効果を全く感じない!”という意見もあるのであまり信用しないでください。
筆者の車はモデリスタのダウンサスをしているので、固めの乗り心地と相性が良いなと思います。
(ただしタワーバーと干渉する部分があり異音が発生してしまったので、もし異音が発生した場合は防振対策などをする必要があります。)
タワーバーはノーマルのサスペンションとの組み合わせはあまり好ましくなく、
かえって乗り心地が悪化する可能性があります。
ちなみにCUSCOのタワーバーはこちらから購入できます。(筆者も下記で購入しました)
こちらは車種によって形状が若干異なりますのでCUSCOの公式サイトで適合確認をしてくださいね。
(適合表にない車種でも取り付けられることがあるのでご確認ください)
CUSCOの他にも、タナベのタワーバーもおすすめです。
※あらかじめ必ず適合の確認をしてください。
CUSCOもタナベも価格はほぼ同じで効果も同様ですので、エンジンルームのお好みで選んでも問題ありません。
筆者がCUSCOのタワーバーにした理由はブラケット部分が大好きな青色だったので、CUSCOを選びました。
様々な車に適合するので、乗り心地を改善したい方はとてもおすすめですよ。
もう一ついうと、フロントタワーバーだけでは効果がいまひとつなことがあります。
その際は車体の下につける”メンバーブレース”を取り付けると、より効果を感じやすく走りも改善されます。
※あらかじめ必ず適合の確認をしてください。
・フロント用タワーバーの工賃
肝心のタワーバー取付による工賃ですが、筆者は自分で取付ができなかったので、
持ち込みパーツを取り付けしてくれるカスタムショップへ依頼しました。
あるカスタムショップでは工賃が12,000円といわれ「ちょっと高いな」と感じてしまったので、
もう一社に聞いてみたところなんと6,480円で対応して頂けました。
場所によっては工賃にかなりの差が出ることが判明したので、2~3社に工賃を聞いてみることをおすすめします。
タワーバー本体と工賃で約2万円ほどに収まれば妥当かなと思います。
タワーバーは乗り心地改善や剛性アップとしては、とてもコストパフォーマンスが高いので気軽にできますよ。
■CUSCO(クスコ)のフロント用タワーバーのまとめ
今回は、CUSCO(クスコ)のタワーバーのレビューを紹介させていただきました。
タワーバーにはメリットとデメリットがあるので、よく理解した上で取り付けしてください。
ですが、手軽にできるカスタムで効果を感じられるパーツなので、カスタム初心者さんにもおすすめです。
フロント用のタワーバー以外にも、リアやロワアームも取り付ければ、更に剛性アップが期待できます。
今後のカスタムにぜひタワーバーも取り付けてみてはいかがでしょうか?