新型カローラセダンは前期モデルであるカローラアクシオよりもかなりの高評価となっており、
人気車種になると期待されています。
見た目から内装、スペックまで一新した新型カローラセダンですが、
高級感がアップし今までのチープさがかなり減っています。
ただ、それでも欠点やダメなところはあり、厳しい評価をするユーザーも少なくありません。
そこで今回は、新型カローラセダンの欠点や悪い口コミ、感想などを紹介します。
・カローラセダンの購入を検討している
・カローラセダンの欠点や悪い口コミを知りたい
新型カローラセダンの辛口な意見が中心となりますが、あえて欠点や悪い口コミもチェックしておきたいという方は
ここで確認してみてください。
■新型カローラセダンの欠点・悪い口コミを紹介!
引用元:https://toyota.jp/corolla/
はじめに、新型カローラセダンの欠点や悪い口コミの内容について紹介します。
具体的に、どんなところが欠点でダメなところなのか、ユーザーの評価を調査しましたので少し心が痛いですが
詳細を見ていきましょう。
・ディスプレイオーディオの操作性や機能は微妙
引用元:https://toyota.jp/corolla/
新型カローラセダンに標準装備されているディスプレイオーディオは、
お持ちのスマホを連携して通話やナビ、音楽などの機能を使うことができます。
新感覚のディスプレイオーディオで革新的ではありますが、まだまだ使い勝手は”いまひとつ”という評価が多かったです。
標準装備ということでお得感はたっぷりではあるものの、使い勝手の悪さは大きな欠点といえます。
具体的にどの機能がいまひとつなのかというと、まずCDやDVDを入れるところがないことです。
つまりプレーヤーがなく、音楽はスマホやUSBなどで聴くことになります。
カローラセダンのニーズはどちらかというと年配の方が多いので、
ディスプレイの使い勝手は技術の先走り感が否めません。
また、モニターの解像度もあまり良くなく、画面が大きい分画質の悪さが目立ってしまっています。
更にナビ機能も基本的にはスマホの地図と連携させることになるので、スマホを持っていない方や
機械を操作することに不慣れな方にとってはかなりストレスを感じる仕様です。
社外ナビを付けることができないのは、大きな欠点といえます。
スマホと連携したナビではなく従来のナビゲーション機能を付けたい場合は、
オプションで別途購入する必要があります。
他車にはなりますが、マツダも”マツダコネクト”といった標準装備でディスプレイを採用しておりますが、
こちらもかなり厳しい評価をユーザーから受けていることは有名な話です。
ただ、新型カローラセダンのディスプレイオーディオの使い勝手はマツダコネクトを超える酷評で、
ユーザーから受け入れられるにはかなりの時間がかかると思います。
見た目こそ悪くないディスプレイオーディオですが、使いこなせないと”良い物”とは思えないので、
標準装備されているからといってお得だと錯覚しないように注意しましょう。
・内装が真っ黒すぎる
新型カローラセダンのインテリアに関してですが、内装が”真っ黒”であまり好きじゃないという口コミがありました。
内装に関しては好みが別れるので一概にいえませんが、あまりに黒が基調とされすぎていて
圧迫感があり狭いと感じられる方がいるかもしれません。
内装が黒すぎることで、車内全体が暗い印象にもなっていることから好き嫌いが別れるでしょう。
W×Bグレードは通常グレードとシートデザインが若干異なり、内装の圧迫感は少し解消されています。
引用元:https://toyota.jp/corolla/
とはいえ内装の黒さはそのままなので、あまり変化は感じられません。
新型カローラセダンのインテリアの印象をガラリと変えるなら、オプションでシートカラーをチェンジするのがおすすめです。
ホワイトのシートになると、高級感がアップし車内の圧迫感も軽減されています。
新型カローラセダンの車内とは思えないほどイメージチェンジができていますね。
オプションということで少々高価ですが、個性的にもなるのでカスタマイズの一つとしてもおすすめです。
・車体価格が高い
新型カローラセダンは上級グレード「HYBRID W×B」の価格はなんと275万円からということで、
購入価格は300万円前後となります。
この価格では”リーズナブルで手の届きやすい車”というカローラらしさは少し薄れたように思います。
価格の高さはユーザーも感じている人が多く、見積を見て価格に驚いた方も少なくありません。
勝手な偏見かもしれませんが、カローラならできれば200万円台前半くらいで購入したいところです。
そういったリーズナブルさを求める時代ではないと思うので難しいのですが、
ガソリン車の新型カローラセダンであれば、250万円以内に抑えて購入できる可能性が高いです。
ハイブリッド車とガソリン車の違いだけでも、車体価格は40万円ほど変わってきますので、
少しでも安く購入したい場合はガソリン車を選びましょう。
車体価格は前期モデルよりもアップしていますが、その分機能面や全体的なスペックや質感は向上しているので
ある程度割り切ることが必要かもしれませんね。
■新型カローラセダンをおすすめできない不向きな人は?
引用元:https://toyota.jp/corolla/
新型カローラセダンの欠点や悪い評価などを一部紹介させていただきましたが、
具体的にどんな人に”おすすめできない”車なのでしょうか。
今回はあえて”おすすめできない不向きな人”を紹介しますので、
新型カローラセダンを購入候補に挙げている方は参考にしてみてください。
・セダンらしい高級感や質の高さを求める人
新型カローラセダンはその名の通り今はあまり需要のないセダンですが、
セダンといえばラグジュアリーで高級感のある印象がありますよね。
ただ、新型カローラセダンは”高級感”はあまりなく、コンパクトカーや軽自動車程度の質感です。
これを聞いてガッカリする方もいるかもしれませんが、新型カローラセダンは高級志向な車種ではないので
車内の充実性を求めるのはナンセンスです。
ですが、今回のフルモデルチェンジによって「カローラの割に質感が意外と良い」という印象は受けました。
クラウンや高級車セダンと同じようなクオリティを求める方にはおすすめできません。
・CD視聴やDVD鑑賞を車内でしたい人
先ほども申し上げましたが、残念ながら新型カローラセダンに装備されているディスプレイには、
CD・DVDプレーヤー機能はありません。
CDやDVDを車内で楽しみたい方にはおすすめできない車なのです。
今はあまりCDやDVDを車内で利用する方は少ないかもしれませんが、
小さなお子様がいるご家庭では利用することがあると思います。
新型カローラセダンは社外製のナビも使えないので、購入を具体的に検討している方は
先ほどのディスプレイの欠点も踏まえてご検討ください。
・スマホを持っていない人or使用に不慣れな人
新型カローラセダンのディスプレイやナビ、音楽などは基本的に”スマホ”と連携することで、本来の機能を発揮します。
つまりスマホを持っていない方や、スマホをうまく使いこなせていない方にとっては不便なディスプレイとなります。
特に年配の方には、新型カローラセダンのディスプレイ操作はとてもストレスを感じるかもしれませんので、
そもそもスマホ操作が不慣れな方にはおすすめできません。
ですが、ナビ機能などをほとんど使用することがなく、ラジオやテレビ視聴がメインの場合は不便に感じないと思います。
ご自身の使い方次第で良し悪しが決まるので、詳しい使い方をディーラー等で確認してみてください。
■新型カローラセダンの欠点・悪い口コミについてまとめ
今回は、新型カローラセダンの欠点や悪い口コミや感想を紹介させていただきました。
厳しい評価や口コミばかりで”完成度の低い車”という印象になってしまったかもしれません。
ですが、前期モデルよりも明らかにいい意味での進化を遂げているので、筆者の個人的な評価は高めです。
ディスプレイオーディオは正直なところ筆者も改善の余地ありと感じていますが、今後のアップデートに期待したいところです。
もちろん新型カローラセダンは欠点の他にも良いところも沢山あるので、
気になった方はぜひ一度ディーラーで実車をチェックしてみてください。