ファミリーカーとしてSUVの購入を考えているパパやママはとても多いですよね。
ここ数年で、ミニバンよりもSUVを見かける比率がグンとアップしたようにも思います。
SUVは外観がスタイリッシュな上にミニバンに負けないくらいの荷室容量を誇っており、
子育てをしているファミリー層にも評判です。
ただ、車種によっては子育てには不向きでファミリーには向かないという場合もあり、
買って後悔したというケースもあるようです。
そこで今回は子育て世代にSUVは不向きなのか、また買って後悔しないためのSUVの欠点・デメリットを紹介します。
ファミリーカーとしてミニバンではなくSUVが欲しいと思っている方は必見ですよ!
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■子育てにSUVは不向き?
コンパクトSUVやミドルクラスSUVなど、ファミリーに向けた様々なSUVが販売されていますが、
実際のところ子育てに適した車なのでしょうか?
ファミリーカーでSUVを利用したいと考えている方のために、SUVの欠点やデメリット、
また買って後悔してしまった人の口コミをまずは見ていきましょう。
・SUVの欠点やデメリット
子育てをしている家庭でファミリーカーとしてSUVを購入する際、
SUVの欠点やデメリットをよく理解しておく必要があります。
子育て世代にやさしい作りとなっているミニバンとは仕様が異なりますので
まずはその欠点とデメリットを確認しましょう。
SUVの欠点・デメリットは主に下記となります。
・車高が高めで乗り降りがしづらい
・3列目シートがあるSUVはほとんどない
・ミニバンよりも車内は窮屈
・シートアレンジができない
こんな感じで、ミニバンと比べると不便な点がいくつもあるのです。
最もSUVでネックなのがスライドドアが無いことかもしれません。
両手が塞がった状態でドアの開け閉めをするのは、お子様を抱えながらだととても不便ですよね。
更にミニバンと違って地上高が高いため、お子様がいると尚さら乗り降りが大変なのです。
それでいて車内はミニバンよりも身動きがとりにくく、3列目シートまである車種は限られてしまうので
そう考えるとやはり子育て世代にはミニバン一択といっても過言ではありません。
このようなことを踏まえると、デザインが好みだからといった理由でお子様のいるご家庭がSUVを買ってしまうと後悔しかねません・・・。
ファミリーカーなら使いやすさはとても重要になってくると思うので、
紹介したようなSUVの欠点は割り切れるかどうか?をよく考えてみてください。
・子育てにSUVを買って後悔した人の口コミ
子どもが小さいと隣の車にぶつけないか不安で、ドアの開け閉めをさせないようにと神経を遣った。
見た目よりも車内が狭くて子どもがいると乗り降りが更に大変。
子ども一人ならまだしも、二人いるとチャイルドシートが二つになってしまいさすがに使いづらく乗り換えた
身長が低いと乗り降りが大変で一回で乗りこめない。買わない方がいいです。
他にも様々な意見や口コミがありましたが、ごく一部に絞らせていただきました。
お子様をもつお母さんからは、SUVに対する辛口な意見が多かったように感じます。
SUVを買ったら猛反発されてしまうかもしれないので、世のお父さんたちお気を付けください。
買ってすごく後悔した!というお声は少なかったのですが、
乗り続けていくうちに不便な点が多々あった、という意見が多かったです。
やはりミニバンと違ってファミリーにやさしい仕様にはなっていないので
赤ちゃんや幼稚園生くらいまでのお子様がいるご家庭のママは、SUVでの不便さを特に実感しているようです。
・子育て世代がSUVを買う時のポイント
SUVのデメリットや買って後悔してしまった人の意見を紹介したので、
もはやSUVがダメと言っているようにも聞こえるかもしれません。
ですが、実際はご家族でSUVを不便無く乗られている人も沢山いるので、
結局のところ意見や使い勝手の良し悪しは人によってさまざまです。
筆者個人的にSUVをファミリー層が買う時のポイントを考えてみたのですが
・家族でアウトドアや遠出する機会が多い
・使いやすさよりもデザインや質感も重視したい
上記に当てはまる場合であれば、SUVを購入視野に入れてもいいのではないかと思います。
デザインや質感、走行性はミニバンよりも優れている車種が多いので
使い勝手重視でなければお子様がいる家庭でもSUVはおすすめです。
とはいえミニバンよりも使い勝手は劣る車種がほとんどなので、紹介したような欠点は十分に理解することと
ディーラーで実車に触れてみることが重要となります。
■子育て世代におすすめのSUVとは?
引用元:https://toyota.jp/raize/
SUVをファミリーカーとして利用するにあたって、欠点やデメリットを理解した上でSUVに乗りたい!という場合、
具体的にどのような車種が子育て世代におすすめできるのでしょうか?
数多くあるSUVの中で、特に子育て世代におすすめのSUVを考えてみました。
国産車に絞っておりますので、国産車の購入を考えている方は参考にしてみてください。
ですが、筆者の個人的な意見で紹介していますのでご了承ください。
・【おすすめ①】トヨタ・ライズ
引用元:https://toyota.jp/raize/
ライズは現在、コンパクトSUVの中でもトップクラスに匹敵するほどの人気車種です。
5ナンバーサイズでコンパクトながら、ファミリーにやさしい作りとなっています。
収納スペースが充実しており、コンパクトボディで運転がしやすいのも魅力です。
ドレスアップパーツも豊富に揃っているので、カスタムを楽しみたいお父さんにも嬉しいポイントですね。
更に、ライズの魅力はなんといっても価格です。
残念ながらハイブリッド車の採用がないのですが、
値段はなんと160万円台からでコスパに優れています。
なんとライズ、ハイブリッド車がデビューしました。
WLTCモードでのカタログ値燃費は28.0km/Lなので、実燃費は20~23km/Lくらいになると思います。
価格は210万円台からなので、コンパクトSUVのハイブリッド車としては破格レベルですね。
ただしあくまでも5ナンバーサイズということで、レジャーやアウトドアでは少々狭いと感じてしまうかもしれません。
小さなお子様のいる3人家族であれば、十分快適なカーライフを楽しめますよ。
・【おすすめ②】トヨタ・ヤリスクロス
引用元:https://toyota.jp/yariscross/
続いてもトヨタ車なのですが、ヤリスクロスもライズに並ぶ大人気車種です。
ヤリスクロスは3ナンバーサイズでライズよりも少し大きめのボディですが、
3ナンバーの中でもコンパクトボディなため車幅感覚がとても掴みやすいです。
意外にも乗り降りはしやすく、お子様を乗せるのにも少しラクかと思います。(※個人の感想です)
収納も十分にあるため1泊程度の旅行ならまったく問題なさそうです。
ヤリスクロスにはハイブリッド車のグレードがあり、カタログ値燃費はなんと30.8km/Lとなっています!
燃費性能が高いので、お財布にもやさしい車です。
値段も170万円台からとなっていて、ライズ同様コストパフォーマンスの高さはファミリー層にとても嬉しいですね。
・【おすすめ③】トヨタ・カローラクロス
引用元:https://toyota.jp/corollacross/
ライズ、ヤリスクロスときたらカローラクロスも子育て世代の方におすすめです。
ヤリスクロスよりもややサイズアップしていますが、RAV4やハリアーよりはコンパクトなボディとなっています。
内装はカローラシリーズ特有のシンプルな印象を受けますが、ハイブリッド車は250万円台から購入が可能です。
なんと車中泊ができる広さで、アウトドアやご家族でのレジャーにもちょうどいいサイズ感が実現しています。
更にカローラクロスは”高級車ではないか?”と錯覚するほどの乗り心地の良さが魅力です。
ガソリン車は正直なところ燃費性能はいま一つですが、コンパクトSUVの中でもピカイチにバランスが優れていて、
痒い所に手が届くような性能を持っています。
・【おすすめ④】マツダ・CX-8
引用元:https://www.mazda.co.jp/cars/cx-8/
CX-8は国産車SUVでは数少ない3列目シートが採用されたSUVとなっています。
外観から車内まで、輸入車ではないかと思うほどの高い質感がとても魅力です。
価格290万円台からで先ほど紹介したライズやヤリスクロスよりも大幅に高くなりますが、
その分トータルの性能面も高いといえます。
3列目の安全性はあまり考えられていない車種が多い中、
CX-8は3列目シートの安全性能も考慮されて作られているため、ご家族でも安心して乗車いただけます。
ファミリー向けとはいえど、上質な乗り心地と高い安全性能を誇っているので
一度乗ったら魅了されること間違いナシです!
・【おすすめ⑤】スバル・フォレスター
引用元:https://www.subaru.jp/forester/forester/
フォレスターはご家族でお出かけやアウトドアを楽しみたい方におすすめのSUVです。
何といってもトランクが大容量で(サブトランクも有り)、積み込みのしやすいつくりになっています。
更にドア上方が大きく開くため乗り降りもしやすくチャイルドシートの利用もしやすいです。
また後部座席に座る人が快適さを感じられるよう足元空間、収納スペースの確保、USB電源が装備されています。
細かい部分の配慮のおかげで、SUVの不便さが多少なりともカバーされているのはとても魅力的ですね。
言うまでもないですが、スバル車ということで安全性能はとても評価が高いです。
価格は290万円台からでCX-8と近い価格帯ですが、ファミリー層にピッタリなSUVとなっています。
・自身に合ったSUVを選ぶには?
SUVと一括りにいっても、様々なサイズのSUVがありますよね。
ご自身の用途にはどのサイズのSUVが合っているかわからない方のために
SUV選びの手がかりになるリストを作成してみました。
こんな感じで、SUVは3つのタイプにある程度振り分けられます。
コンパクトSUVは、軽自動車や5ナンバーサイズの車種を指しています。
ミドルクラスSUVは、3ナンバーサイズかつ2列目シート(5人乗り)までの車種のことです。
ラージクラスSUVは、3ナンバーサイズかつ3列目シート(7~8人乗り)までの車種となっています。
ただ、上記に書いている通りこの定義に関してはちょっと曖昧な部分もあるので、
何となく抑えておいて頂ければ問題ありません。
それぞれのSUVのメリットとデメリットを大まかに紹介すると、下記の通りとなります。
購入価格、維持費、燃費重視なら”コンパクトSUV一択”といえます。
ただしその分、安全性やパワー、収納性などは他のタイプのSUVより劣るため
コストや燃費重視じゃない方には不向きかもしれません。
コンパクトSUVよりは居住性や収納性が高く、全体的な性能も優れているのが”ミドルクラスSUV”で
このクラスの車種が最も人気で売れ筋のSUVが揃っています。
例を挙げるとすればハリアーやCX-5などですね。
ファミリーカーとしても利用しやすくバランスの取れたスペックの持ち主です。
そしてラージクラスSUVですがランドクルーザープラドやCX-8、エクストレイル(7人乗り)などが挙げられます。
SUVで3列目シートの車種が欲しいとなると、このラージクラスSUVしか選択肢はありません。
サーフィンや釣り、キャンプといったアウトドアを楽しむ人にはおすすめですが、
普段の通勤やお買い物ではボディサイズが大きすぎて利用しづらいと感じるかもしれません。
特に女性の方は車幅感覚が掴みづらく苦労してしまうかもしれませんので注意が必要です。
SUVをファミリーカーとして乗ってみたいけど、すぐに乗り換えたくなったらどうしよう…。
という方もいるかもしれません。
そんな時はいきなり車を購入するのではなく、サブスクのKINTO等を利用してSUVを乗ってみるのも
一つの手段です。
■あとがき
今回は子育てにSUVは不向きなのか、SUVの欠点、デメリットなどを紹介してみました。
ミニバンよりも不便な点が多々あるSUVですが、デザインや走行性などはとても魅力的な車が多いですよね。
意外にも近年ではSUVの需要が非常に高いこともあってか、
ファミリーカーとして使えるよう工夫が施されているSUVが多くなっています。
車選びで迷った時は今回紹介したSUVも視野に入れながら、ミニバンと使い勝手を比較してみてください。
今後の参考になれば幸いです。