車離れが進んでいる日本ですが、そうは言っても車が好きな若者はまだまだ多く、車を所有したいという10代・20代は多いようです。
とはいえ車は維持費が以前に比べてとても高くなり、車自体も価格がアップしたので乗りたくても乗れないケースが後を絶ちません。
筆者はちょうど20歳の頃に初めて車購入をし現在までカーライフを楽しんでいますが、やはり車を持つと行動範囲が広がり、プライベートはとても充実すると感じています。
費用はかかりますが、若い方にも車を所有する楽しさを知ってほしいところです。
そこで今回は、年収が300万円前後の20代におすすめしたい国産乗用車について紹介します。
今回の紹介では、比較的維持費が安く済む”軽自動車”は省きます。
軽自動車よりも少し維持費が高くなる可能性がある”乗用車”は果たしてどんな車があるのか気になりますよね。
また、年収300万円前後というと、一人暮らしをしている場合だと尚更車の所有が難しいのではないか?と考える方も多いと思います。
「中古車しか乗れないのでは?」と思いがちですが、その点についても筆者の実体験も交えながら紹介していきます。
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■年収300万円・20代におすすめな乗用車を紹介!
まずはじめに、年収300万円前後の20代の方におすすめな国産乗用車を紹介します。
おすすめしたい車種は沢山ありますので随時更新していきますが、中でも特に車体価格が安く、維持費も抑えられるコンパクトカーを紹介していきます。
様々な個性的な車があるので、ご自身のニーズに合う車があるかチェックしてみてください。
・スイフト(スズキ)
引用元:https://www.suzuki.co.jp/car/swift/
130万円台から購入可能。
燃費:20.0km/L~
スズキ・スイフトは燃費性能が非常に優れていて、軽自動車同様の性能が実現しています。
優れた燃費性能とは裏腹に力強い走りも得意としているので、1.2Lの排気量とは思えないパワフルさも兼ね備えているのです。
エクステリアはちょっぴりスポーティで、20代の方にも好まれやすい若々しいデザインとなっています。
筆者もスイフトを実際に見たことがあるのですが、コンパクトなボディで運転がしやすく、意外と車内は広いと感じました。
また、価格は少々高くなりますがMT車の”スイフトスポーツ”もあるので、走りもインパクトも求めるならスイフトスポーツがおすすめです。
・クロスビー(スズキ)
引用元:https://www.suzuki.co.jp/car/xbee/
170万円台から購入可能。
燃費:20.6km/L~
スズキ・クロスビーは軽自動車”ハスラー”の乗用車バージョンで、デザインはほぼ同一です。
その割に車体価格がやや高めの設定が難点といえます。
ハスラーよりも大きなボディになり、よりアクティブなアウトドア向きの車となっています。
1.0Lという排気量で若干パワー不足にも感じるかもしれませんが、”K10C型ブースタージェット エンジン”を採用することで1.5L相当のパワーを発揮します。
小さいボディながらもアウトドアに適応できるよう、車内は収納スペースが豊富です。
ファミリーカーとしても利便性が高いので、小さなお子様がいる家庭にもおすすめの一台です。
・ノート(日産)
引用元:https://www3.nissan.co.jp/
140万円台から購入可能。
燃費:23.4km/L~
日産・ノートは発電エンジン「e-POWER」が話題で、またユーザーからも高い評価を得ています。
1.2Lのエンジンですが、2.0Lターボに匹敵する加速力を持ち、スポーツカーのような優れたレスポンスを発揮します。
燃費性能はそのままに、走りの楽しさも追求されているので若い世代の方でも楽しくドライブができるでしょう。
安全性能も高く、ドライバーをサポートする機能が充実しているのも魅力です。
スポーツカーのようなデザインと仕様を意識した「nismo」や「AUTECH」、人気の装備をプラスした「Vセレクション」など様々なグレードがあります。
自分に合ったグレードを選びやすいので、一度目を通してみるのもおすすめですよ。
・MAZDA2(マツダ)
引用元:https://www.mazda.co.jp/cars/mazda2/
150万円台から購入可能。
燃費:19.0km/L~
マツダ・MAZDA2は同じクラスの車種にはない群を抜いた高級感が魅力で、エクステリアとインテリアともにデザイン性に優れています。
価格もそこそこ高いのですが、その分コンパクトカーとは思えないラグジュアリー感が演出されていて、男女ともに満足できる仕様となっています。
排気量は1.5Lで、ガソリン車と燃費性能に貢献するディーゼル車が用意されています。
ディーゼル車であれば燃料代は格段に安くなるので、月々の燃料代を抑えたい方にはおすすめです。
更にディーゼル車はトルク性能が優れているので、峠道やロングドライブでも快適に運転ができます。
燃費や価格だけでなく、車内の質感にこだわりたいならMAZDA2はとても良いでしょう。
・アクア(トヨタ)
引用元:https://toyota.jp/aqua/
180万円台から購入可能。
燃費:34.4km/L~
知っている人も多いと思いますが、燃費の良い乗用車といえば”アクア”は代表的ですよね。
今回紹介した車種の中では車体価格が高めですが、ハイブリッド車がこの価格で購入できるのはコストパフォーマンスが高いです。
燃費は30km/Lを超え、環境とお財布に優しい性能を持っています。
車内(特に後部座席)は狭いとよく言われていますが、1~2人で乗車することがメインなら全く窮屈さを感じません。
運転のしやすさはは評判が良く、運転に不慣れな方にも安心です。
最近では通常のアクアとは別に”クロスオーバー仕様”がデビューし、更にスポーティタイプの”GR”も用意されています。
若者に限らず幅広い世代に親しんでもらえる車なので、どんな車を購入しようか悩んでしまった場合はアクアを候補に入れておきましょう。
・ヤリス(トヨタ)
引用元:https://toyota.jp/yaris/
130万円台から購入可能。
燃費:19.6km/L~
トヨタ・ヤリスはヴィッツの後継モデルで、名称も変更となりました。
コンパクトなボディであることはヴィッツと変わりませんが、見た目はアグレッシブなデザインに変化しています。
従来よりも更に若々しくカッコイイデザインになったので、今後若い世代にも支持されるかもしれませんね。
デザインだけでなく、ラリーカーとしても参戦している車ということもあって力強い走りもこなしてくれます。
ハイブリッド車のヤリスは燃費が30km/Lを超え、アクアと同等の性能を発揮するのも魅力です。
価格の安さを重視するなら1.0Lのガソリン車、燃費とパワーを重視するなら1.5Lがおすすめです。
カスタマイズも楽しめちゃうので、飽きずに長い期間カーライフを楽しませてくれると思います。
・ルーミー/タンク(トヨタ)
引用元:https://toyota.jp/tank/
140万円台から購入可能。
燃費:21.8km/L~
トヨタ・ルーミー/タンクは”ルーミー”と”タンク”という車種名でそれぞれ販売されています。
どちらも見た目はフロントグリルが少し違いますが、価格やスペックは同じです。
車高が高く、大きなポイントはスライドドアが用意されていることです。
3列目シートはありませんが、ミニバンのような仕様となっているのがこの車の魅力です。
車内が広く荷物を効率的に積むことができるので、アウトドアや旅行などにも適しています。
収納スペースも充実しており、使い勝手の良さからファミリーカーとしても利用している方が多いです。
車のデザインや質感、スペックなどよりも使いやすさや運転のしやすさを求める方にはおすすめです。
■年収300万円前後の人におすすめな車購入方法とは?
様々なメーカーのおすすめ乗用車を紹介させていただきましたが、少しでも安く購入したいというのが一番ですよね。
ご自身の許容範囲内で希望の車に乗るために、お得に購入する方法について紹介します。
・中古車や新古車で安く購入する
引用元:https://toyota.jp/aqua/
新車で見積りを取ったら予算オーバーで購入に至れない、というケースも少なくありません。
とはいえ車購入を諦めるのはまだ早いです。
新車よりも安く、お得に購入できる可能性が高いのが「中古車」や「新古車」です。
中古車は少し抵抗があるという方でも、新古車であれば試乗車落ちや展示車落ちが多く、新車に近い状態のものばかりなので安心して購入ができます。
また中古車でも5年以内の車種であれば、走行距離数が少なく状態が良いものが多く狙い目です。
ただ、中古車や新古車は現物のみの販売で在庫がないので、希望の車種がすぐに売り切れてしまう場合もあります。
早めの購入検討が必要になるので注意が必要です。
筆者も中古車を購入した時、第一希望にしていた車種がすぐに売れてしまった苦い体験があります。
「これいいな」と思った車種は、購入するかどうかの決断を早めにしましょう。
・新車ならお得に購入できる時期を狙う
引用元:https://www3.nissan.co.jp/
どうしても新車で購入したい方は、ディーラーの決算時期を狙って購入をしましょう。
ほとんどのディーラーの決算時期は「3月」か「9月」とされていて、2~3月初旬または8~9月初旬頃が最も値引き率が高いとされています。
ただ必ず安く購入できるわけではなく、ディーラーによって値引き対応も異なるので一概にはいえません。
あくまで参考ですが、この決算時期が比較的値引き交渉がしやすい時期となります。
初めて新車購入をする方や値引き交渉が苦手という方は、この時期を目安にディーラーへ行くと良いかもしれません。
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・リースやローンでお得になるがデメリットも
引用元:https://www.suzuki.co.jp/car/swift/
新車・中古車問わず利用する方が多いローンやリースですが、無理に月々の支払いを多くしたり、逆に年数を長くしてしまうと金利が高くついたり、生活がカツカツになってしまったりとリスクがあります。
ご自身のお財布事情とよく相談してローンやリースを組むようにしましょう。
ディーラーでのローンは金利が高いことがほとんどなので、銀行のマイカーローンを利用するのがおすすめです。
また、残価設定クレジットやカーリースはなにかと縛りが多く、デメリットの方が多いのであまりおすすめができません。
人によってメリットになる場合もありますが、こちらもよく契約前によく考える必要があります。
残価設定やカーリースはディーラーでこぞって勧めてくるので要注意です!
自分にはメリットがあるのかどうか、下調べはしっかりとしておきましょう。
■まとめ
年収300万円前後で20代の人におすすめな国産乗用車を紹介させていただきました。
今回紹介した車種たちは、どれも車体価格や維持費などがそこまで掛からず、若い方でも乗りやすいものを厳選しました。
紹介したように、中古車や新古車でないと購入できない、ということは無く、貯金事情やマネープラン次第では若い世代の方でも手の届きやすい車が多くあります。
筆者が個人的に、特にこんなニーズにおすすめというのをまとめてみました。
燃費重視 | アクア・ヤリス |
価格重視 | スイフト・ヤリス |
スペック重視 | MAZDA2・ノート |
使いやすさ重視 | クロスビー・ルーミー/タンク |
バランス重視 | スイフト・ノート・ヤリス |
車選びで迷ったときは、上記も少し参考にしてみてください。
年収300万円前後の方でも十分優れたスペックの車を購入することができます。
ただ、車を購入した後も維持費はかかってきますので、先々をよく考えて購入しましょう。
また、少しでも支払負担を軽減するためにも、頭金の貯金もお忘れなく!
今後車を購入しようか考えている皆さんは、ぜひ参考にしてみてくださいね。