筆者はセダンが大好きで、現在はコンパクトセダンを所有しています。
高級車ではないのですが、ずっと乗りたかったセダンを所有できて今は楽しくカーライフを送っています。
ただ、セダンはあまり人気が無く、男性でも所有される人が少なくなっています。
男性でもセダンオーナーが少ないということは、女性オーナーはもっと少ないのだと思います。
それでも私はコンパクトセダンのオーナーなのですが、セダン女子はダサい、また男性ウケが悪いなど評判はあまり良くない様です。
そこで今回は、セダンオーナーである女の私が、セダンのメリットとデメリットを紹介していきます。
また、セダン女子はダサい、男性ウケが悪いといった良くないウワサは本当なのかについても個人的見解も踏まえ紹介します。
■セダンのメリット・デメリットを紹介!
それでは早速、筆者である私がセダンに乗り続けて感じたメリット・デメリットを紹介します。
セダンに乗りたいと考えている方は、こちらのメリットとデメリットも参考にしてみてください。
・【メリット①】ボディのシルエットがカッコいい
※防音壁が出来る前の辰巳PAでの写真です。
セダンはサイドや斜め後ろからみた時のアングルが特にカッコ良くて、スポーティさと上品さが際立ちます。
ハッチバックのリアのようにポテっとしたデザインではないので、全体がとてもスマートな印象です。
シルエットがカッコいいので写真映えもします!
この流れるようなデザインがセダンの魅力の一つだと感じています。
・【メリット②】意外と荷室が広い
※写真はデッキボートを取り除いた状態となっています。
”セダンはトランクルームが狭そう”というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか?
筆者もセダンに乗るまでそんなイメージを持っていたのですが、意外にも奥行があってしっかり物が積み込めるんです。
具体的な広さは車種にもよりますが、5ナンバーのコンパクトセダンであるカローラアクシオでさえもゴルフバッグが2個は余裕で積みこめます。(頑張ればもう一個入るかも)
また、車種によっては”トランクスルー”という機能も備わっており、後部座席と荷室を貫通させることができるので荷室の拡張ができちゃいます。
釣り具やアウトドア用品なども難なく積み込めますし、コストコの買い物でも不便したことはないですね。
4人家族で一泊程度の旅行なら全然できるので、セダンの荷室が狭いということはありません!
高さのある荷物をそのまま立てて積み込むことはできませんが、日常使いであれば全く不便に感じることはないですよ。
・【メリット③】重心が低く酔いにくい上に、安定した走行が可能
セダンはミニバン、SUVと比べると重心が低いので安定感のある走りが可能です。
また、揺れも軽減されているので酔いにくいです。
乗り物酔いが激しい筆者は、もう車高の高い車には乗れないと感じるほどセダンの乗り心地が好きです。
高級車のセダンであればもっと乗り心地は良いと思うのですが、大衆車のセダンでも走行の安定性は感じられます。
余談ですが私は乗り心地をもっと自分好みにしたかったので、ダウンサスをして純正よりも少し硬めの乗り心地にしてより安定感を高めました。
フワフワな乗り心地が苦手な人はセダンの乗り心地を体感していただきたいです。(乗り心地は車種にもよります)
・【デメリット①】セダン=オジサンっぽい
昔から払拭できないセダンのイメージでもある”オジサンっぽい”は、やはり今でもあるようです。
また、若者がセダンを所有しているとヤンキーっぽい、チャラそうというイメージもあるのだとか。
たしかに、それは完全否定できないものの私自身は別にチャラチャラしていないしヤンキーでもないので一概にはいえないと思います。
ただオジサンっぽいというセダンのイメージは納得です(笑)
私の愛車もきっと、周囲からみたら「オジサンが乗ってるんだろうな」と勘違いされてそうです。
こればかりは仕方ないですし、セダンの見た目が良いと感じるか悪いと感じるかは人それぞれなのであまり気にしていません。
・【デメリット②】リセールバリューは微妙(かも)
全てのセダンにいえることではありませんが、セダンの不人気はの理由はハッチバックと比べた時の使い勝手の悪さです。
ハッチバックタイプのほうが使い勝手が良いということで、セダンのリセールバリューは低くなる可能性があります。
例えばベースは同じの兄弟車であるカローラセダンとカローラツーリングだと、リセールバリューは圧倒的に”カローラツーリング”のほうが高いです。
兄弟車でセダンとハッチバックのラインアップがある場合は特に、セダンのリセールバリューの低さが顕著に出てしまうかもしれません。
リセールバリューを気にするならセダンはあまりおすすめできないといえます。
・【デメリット③】運転、乗り降りがしづらいことも
車高の高いミニバンやSUVと比べると安定した走行が得意なセダンですが、逆に乗り降りはしづらく視界が見づらいと感じるかもしれません。
乗り降りの際は身体をしっかりかがめないといけないので、自然な姿勢で出入りできないのです。
また、ボンネットが運転席からほとんど見えず、さらにリアは出っ張っているので
前方と後方の距離感が掴みにくく「怖い」と感じてしまうことも。
運転が不得意な方や女性はセダンに苦手意識を持ってしまうかもしれません。
ですが慣れてしまえばこっちのもので、特にコンパクトセダンであれば運転はとてもしやすいと思います。
■セダン女子の実際の評判はどう?
私自身、セダンに乗って色々と弄って楽しんでいますが、周囲からドン引きされることはほとんどありません。
むしろ「女性でセダンって珍しい!カッコいい!」と褒めてくれる人の方が多い気がします。
洗車中におじいちゃんから「センスいいね♪」と褒められたことがあるくらいです(笑)
女性でセダンに乗っているというだけでダサい、チャラいなどと言ってくる人がいるとしたら、それはただの偏った価値観なのです。
私自身は特に悪い印象を持たれたことはありません。
ただ、車にあまり興味がない人や控えめな男性からすると、”チャラそう・・・”と思われてしまうかも?しれません。
男子ウケは・・・多分あんまり良くないな~って感じです(笑)
ですが、周りからの評価を気にするよりもご自身のお好きな車に乗るのが一番だと思うので、
ぜひ後悔のない車選びをしましょう。
ちなみに、車好き女子のイメージについても別記事にて紹介しています。
■あとがき
今回はセダンに乗る女性はダサいのか、またセダンのメリットとデメリットをセダンオーナーの私が紹介させていただきました。
セダンに乗ってみて実際に感じたメリットは
- 見た目がカッコいい
- 荷室が思った以上に広い
- 安定感のある走りができる
というところだと思います。
セダンならではのチャラそう、おじさんっぽいなどといったイメージは相変わらずありますが、そんなイメージを覆せるほどの魅力があると思っています。
女性だからセダンに乗るのはダサいということはなく、むしろギャップを感じられてカッコいいのです。
車購入を考えている女性の皆さんは、今回の紹介をきっかけにぜひセダンを検討していただけると嬉しいです!