SUVの購入を検討していて、国産車ではなく輸入車のSUVも良いなと思っている方にチェックしていただきたいのがこの”新型プジョー3008”です。
新型プジョー3008は、まだあまり輸入車SUVの中でもメジャーではないものの密かに話題となっている車種です。
ただ、SUVでも今重視されているのが”燃費性能”です。
いくらカッコイイ車でも、燃費性能が劣っていると魅力に感じない人が多いようです。
そこで今回は、新型プジョー3008の燃費性能は優れているのか、劣っているのかについて紹介します。
また、実燃費はどのくらいなのかも把握しておくことで、月々のガソリン代がいくら位かかるか予想できます。
更にハイブリッド車またはディーゼル車のグレードはあるのかについても徹底チェックしていきましょう!
■新型プジョー3008の燃費性能(カタログ値)を紹介!
引用元:https://www.peugeot.co.jp/
はじめに、新型プジョー3008の燃費性能を紹介します。
まずはカタログ値はどのくらいなのかを見ていきましょう。
・新型プジョー3008の燃費性能(カタログ値)
新型プジョー3008のカタログ値燃費は下記の通りです。
【ガソリン車】
JC08モード | 15.0km/L |
WLTCモード | 13.4km/L |
市街地モード | 9.8km/L |
郊外モード | 13.7km/L |
高速道路モード | 15.6km/L |
【ディーゼル車】
JC08モード | 17.8km/L |
・新型プジョー3008のカタログ値燃費は優れている?
新型プジョー3008のカタログ値の燃費は、ミドルクラスSUVとしては平均的だといえます。
ガソリン車とディーゼル車ともに妥当な数値です。
ですが、国産車SUVにはカタログ値燃費が20km/Lを超える車種もあるので、今後更にSUVも燃費性能が向上していくかもしれません。
・新型プジョー3008にハイブリッド車やディーゼル車はある?
新型プジョー3008は、ガソリン車とディーゼル車のグレードが用意されていますが、残念ながらハイブリッド車はありません。
最も燃費性能に特化できるハイブリッド車がないので、燃費を重視するユーザーにとっては少し残念な部分かもしれません。
ハイブリッド車には及びませんが、燃費性能に貢献したディーゼル車があるので、そちらを検討する必要があります。
ただし、ディーゼル車を選択してもガソリン車グレードより車体価格が高いことが難点です。
ガソリン車が適しているか、ディーゼル車が適しているかは人によって異なるので、どんな違いがあるのかをしっかりチェックしてみてくださいね。
■新型プジョー3008の実燃費を紹介!
引用元:https://www.peugeot.co.jp/
続いて、新型プジョー3008の”実燃費”はどのくらいなのかを紹介します。
カタログ値燃費はあくまで参考値なので、実際にその燃費を発揮できないことが多いです。
どのくらいの燃費を実際に発揮してくれるのかは把握しておきたいところですよね。
新型プジョー3008の実燃費をガソリン車、ディーゼル車それぞれ見ていきましょう。
・新型プジョー3008の”ガソリン車”の実燃費
新型プジョー3008のガソリン車の実燃費は、JC08モードで”約9~11km/L”が平均となっています。
また、WLTCモードでは”約8~12km/L”が平均です。
この数値はあくまで平均値ですので一概にはいえません。
実燃費を見ると、そこまで優れているわけではないことがわかりますが、高速道路などの一定速度でスムーズに走行できることが多い場合は、カタログ値燃費を超える燃費も期待できます。
このクラスの車種であれば、この燃費性能は十分といえるでしょう。
・新型プジョー3008の”ディーゼル車”の実燃費
新型プジョー3008のディーゼル車の実燃費は、JC08モードで”10~14km/L”が平均となっています。
道路状況によって燃費はかなりムラがあるようです。
ディーゼル車は”軽油”で給油をするので燃料代がとても安く、長い目で見るとガソリン車グレードよりも維持費を安くすることができるかもしれません。
また、ガソリン車よりもトルク性能に優れ、SUVらしいパワフルな走りが実現しています。
燃費も走破性も重視するなら、車体価格は高いですがディーゼル車を検討してみると良いでしょう。
・新型プジョー3008の月にかかるガソリン代はいくら?
維持費でもかなり重要なのが、このガソリン代ですよね。
新型プジョー3008に乗るとガソリン代がどのくらいかかるのかが気になるという方は多いはずです。
燃費性能はハイオク=10km/L、軽油=13km/Lと想定し、それぞれのガソリン代をリストにしてみましたので、こちらを参考にしてください。
走行距離 | ハイオク | 軽油 |
100km | 1,550円 | 923円 |
500km | 7,750円 | 4,615円 |
1,000km | 15,500円 | 9,230円 |
◎ハイオク=155円/L、軽油=120円/Lで計算。
上記リストはあくまで参考値ですのでご注意ください。
こうしてみると、一か月にかかるガソリン代は、ハイオクと軽油では大きく差が出ると予測できます。
走行距離が多ければ多いほどディーゼル車の方がお得ですが、一か月の走行距離が1,000km未満であれば、そこまで大きな差はありません。
ディーゼル車(軽油)の方がこれだけ見るとかなりお得と感じられますが、ご自身の車の使用頻度によっては、ガソリン車(ハイオク)でもガソリン代が変わらない場合もあります。
また先ほども紹介した通り、ディーゼル車はまず車体価格が高価なので、得する場合と損する場合があります。
燃費や燃料代の良し悪しだけで判断するのはあまりおすすめできません。
ですので、ご自身が月にどのくらい走行するのか一か月の走行距離もチェックしてグレードを選んでくださいね。
■新型プジョーの燃費性能についてまとめ
今回は、新型プジョー3008の燃費性能について紹介させていただきました。
実燃費はけして優れているわけではないものの、ミドルクラスSUVとしては平均的ということがわかりましたね。
また、ハイブリッド車は残念ながら展開がなく、燃費性能を重視するならディーゼル車を検討してみてください。
ただし、単純に燃費の優れたディーゼル車が絶対的に良いという訳ではなく、ガソリン車とディーゼル車のどちらが自身に合うのかは確認する必要があります。
その点を踏まえて、新型プジョー3008のグレード選択をしてくださいね。